Relight Days 2017 撮影:丸尾 隆一
チラシ(表)
チラシ(裏)
「アートが持つ創造性や想像力を用いて、社会に新たな価値をつくり、行動する人」を育てる市民大学 Relight Committee
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/143315/LL_img_143315_1.jpg
Relight Days 2017 撮影:丸尾 隆一
Relight Symposium 2017は、都市とアートの関わりを考察する国際シンポジウムです。
現在、世界における都市人口の割合は急増し、50%以上の人が都市部に暮らしています(※1)。進む「都市化」によって立ち現れるコミュニティ創出などの課題。それに対し、アートを触媒に都市と対峙するアートプロジェクトが世界各地で展開されています。こうした取り組みを定着させていくには、その効果を測定する指標の開発やプロジェクトのあり方についての検証が欠かせません。
国際シンポジウム「Relight Symposium 2017」では、アメリカ、横浜、東京の事例を踏まえ「都市×アート」の現状と課題、そして今後の可能性について議論を深めていきます。
基調講演には、アート・コーディネーターの帆足 亜紀氏が登壇するほか、ジェイソン・シューバック氏が日本で初めて登壇し、アートが触媒となる社会づくり「クリエイティブ・プレイス・メイキング」について講演を行います。また、今年で6回目を迎える現代美術の国際展覧会「横浜トリエンナーレ」での実践や、東京・六本木にあるパブリックアートを活用し社会について考える「リライトプロジェクト」の事例も共有。国際的な視点に立ち、思考と実践の両面からこれからの社会とアートについて考えます。
※国際連合広報センター Webサイト「人口と開発」より
http://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/social_development/population/
■登壇者
<宮島 達男>
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現代美術家。1986年 東京藝術大学大学院修了。1988年 ヴェネツィア・ビエンナーレ新人部門に招待され、デジタル数字を用いた作品で国際的に注目を集める。以来、国内外で数多くの展覧会を開催。世界30か国250か所以上で作品を発表。1997年 ジュネーブ大学コンペティション優勝。1998年 第5回日本現代芸術振興賞受賞。1998年 ロンドン芸術大学名誉博士授与。2012-2016年 東北芸術工科大学副学長。
また、長崎で被爆した柿の木の2世を世界の子供たちに育ててもらう活動、「時の蘇生・柿の木プロジェクト」も推進している。リライトプロジェクトの活動の中核となる作品であるパブリックアート《Counter Void》作者であり、リライトプロジェクトメンバー。
(写真クレジット:Anna Kucera)
<ジェイソン・シューバック>
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アリゾナ州立ヘルベルガーデザイン&アート大学ディレクター。前職では全米芸術基金にてデザイン&クリエイティブ プレイスメイキング プログラム ディレクターとして、助成金制度の作成やパートナーシップを促すプログラム運営、連邦政府機関とのコラボレーションなどに着手。その他、マサチューセッツ州知事の元、クリエイティブエコノミーディレクターとして州内で成長を遂げるクリエイティブとITビジネスの業務に携わるなど、幅広い形で文化芸術に関わる職歴を持つ。コミュニティづくりにおけるアートやデザインの役割について多数執筆している。
<帆足 亜紀>
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アート・コーディネーター/横浜トリエンナーレ組織委員会事務局プロジェクト・マネージャー。1994年、シティ大学(ロンドン)にて博物館・美術館運営修士号取得後、フリーになり美術のプロジェクトに携わる。国際交流基金のアジア地域の美術交流事業(1997年-2010年)、ニッセイ基礎研究所のパブリックアート事業(2000年-2002年)のほか、茨城県のアーティスト・イン・レジデンス事業アーカスプロジェクトのディレクター(2003年-2007年)を務める。2010年より横浜トリエンナーレ組織委員会事務局長補佐、2012年より同事務局長、2015年より横浜美術館国際グループ所属にて現職。通訳・翻訳も手がける。
(写真クレジット:KATO Ken)
<綿江 彰禅>
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一般社団法人芸術と創造 代表理事。2006年より株式会社野村総合研究所にてコンサルティングを行い、2016年に独立。文化政策、産業政策に関するコンサルティングを専門としている。担当事業として「社会課題の解決に貢献する文化芸術活動の事例に関する調査」、「専門人材による文化団体における社会貢献活動調査」、「諸外国の現代美術に関する状況等に係る調査」、「国際発信力のある現代美術のキュレーター育成のための状況等に係る調査」、「劇場、音楽堂等の特徴的な取組に関する調査」(以上、文化庁からの受託)等多数。
<菊池 宏子>
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アーティスト/NPO法人インビジブル クリエイティブ・ディレクター。
ボストン大学芸術学部彫刻科卒業、タフツ大学大学院博士前期課程修了。アーティストの立場から、教育・ワークショップ開発・ボランティア育成などのプログラム開発やアートを活かした地域再生事業を国内外で展開。
<林 曉甫>
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NPO法人インビジブル マネージング・ディレクター。
立命館アジア太平洋大学アジア太平洋マネジメント学部卒業。NPO法人BEPPU PROJECTを経て、2015年にNPO法人インビジブルを設立し、アートを触媒にしたプロジェクトや教育事業などを実施。
■Relight Symposium 2017 開催概要
正式名称:Relight Symposium 2017
開催日時:2017年(平成29年)12月17日(日)13:00~17:00
会場 :100BANCH 3F LOFT(東京都渋谷区渋谷3-27-1 3階)
参加費 :無料
定員 :80名
主催 :東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、
特定非営利活動法人インビジブル
会場協力:100BANCH 3F LOFT
<お申し込み方法>
リライトプロジェクト 下記WEBページよりお申し込みください
URL: http://relight-project.org/news/rs2017/
*個人情報は厳重に管理し、本事業の運営および案内のみに使用します
■プログラム
<13:00-15:20>
リライトプロジェクト紹介 林 曉甫
基調講演1 ジェイソン・シューバック
基調講演2 帆足 亜紀
<15:30-17:00>
パネルディスカッション「都市におけるアートの社会的価値を考察する」
登壇者 :宮島 達男、帆足 亜紀、菊池 宏子
モデレーター:綿江 彰禅
*プログラムは変更になる可能性があります。あらかじめご了承ください。
■リライトプロジェクトとは
人間の「生と死」をテーマに作られ、東日本大震災を契機に消灯した東京・六本木のパブリックアート《Counter Void》を、一人ひとりの心に問いと気づきを生み出すシンボルとして再点灯させることを目指し2015年に始動したアートプロジェクトです。現在は《Counter Void》を毎年3日間限定で再点灯する「Relight Days」の開催と、「アートが持つ創造性や想像力を用いて、社会に新たな価値をつくり、行動する人」を育てる市民大学「Relight Committee」を通して、未来の生き方や人間のあり方を考えるプラットフォームの形成を目指しています。
*本事業は「東京アートポイント計画」として実施しています。
<リライトプロジェクト WEBサイト>
http://relight-project.org/
■法人概要
法人名: 特定非営利活動法人インビジブル
代表者: 理事長 山本 曉甫
所在地: 東京都中央区日本橋堀留町2-4-5 長谷川ビル5階
設立 : 2015年7月8日
URL : http://invisible.tokyo/