小型マルチチャネルテスト信号発生器
小型マルチチャネルテスト信号発生器ラインアップと発売時期
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/142255/LL_img_142255_1.png
小型マルチチャネルテスト信号発生器
4K画像は民生用4Kテレビジョンの普及や4K画像を使ったデジタルサイネージなどの業務用途で広がりを見せ、4Kテレビジョンにおいては2019年に全世界で出荷台数が、1億台を超えるとの予想もあります。一方8K映像機器の開発も進んでおり、2018年末には実用放送が開始され、東京オリンピック/パラリンピックが開催される2020年には4K・8K放送が一般化したものになるという姿を日本政府は描いています。このように、4K・8K映像のニーズの高まりによってディスプレイのみにとどまらず、これらを使った映像システムが普及し、急速に市場が拡大すると期待されています。
今回、エクスプローラが開発したテスト信号発生器は、入出力に現在普及が拡大している主要なインターフェース規格である12G-SDIや3G-SDIを採用し、2Kから8K映像までの4機種をラインアップしています。システムチェックや画像のチェックに必要なテストパターンに限定することでコストを抑え、最新の12G-SDIインターフェースを搭載し、コストパフォーマンスの高い製品となっています。将来的には、テスト信号発生器の他バージョンへのソフトウエアによるアップデートも企画しています。
筐体は(H)35mm×(W)190mm×(D)115mm(※1)と小型で、かつ安価なシステムでありながら、20種類の画像やオーバーレイ機能を含むテスト信号と、オーディオとして8種類のトーンをエンベドオーディオ信号として発生することが可能です。特に、EMVG-2400とEMVG-4400は4チャンネルのSDI出力から、それぞれ独立に異なるテストパターンの出力ができるマルチチャネル構成(個別系統出力)となっており、1台で多様な使い方が可能です。その他、スクロールによる動画像(※2)チェックやGUIによるフォーマット設定、設定情報のエクスポート・インポート機能などスマートな使い勝手を実現しています。
小型マルチチャネルテスト信号発生器
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テスト信号発生器は、2017年11月15日から17日まで幕張メッセで開催される2017年国際放送機器展(Inter BEE 2017)のエクスプローラ ブース(ICT/クロスメディア部門 ホール8 8401)にて展示します。
テスト信号発生器のスペックの詳細は、エクスプローラのウェブサイトにてご確認ください。
・小型マルチチャネルテスト信号発生器: http://www.explorer-inc.co.jp/product/emvg.html
エクスプローラは、2018年3月に4機種のテスト信号発生器を販売開始する予定です。
小型マルチチャネルテスト信号発生器ラインアップと発売時期
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(※1) 突起物を除いた大きさです。
(※2) 使用パターンに制限があります。
■株式会社エクスプローラについて
エクスプローラは1992年に創業し、放送機器、医療機器、製造装置、音響処理装置などの組込み機器のハード・ソフト設計、試作・製造から量産やOEM供給まで手掛けています。FPGAやDSPに関する豊富な設計実績を持ち、最先端の画像・音声処理に関して高い技術力と実績を有しています。また、設計・製造受託を行うだけでなく、自社製品の開発にも力を入れており、最新映像圧縮技術H.265/HEVCによる映像伝送システムを開発・販売しております。なお、エクスプローラは2012年7月に半導体をコアにシステム提案、設計開発サービスを提供する株式会社PALTEKのグループ会社となりました。
エクスプローラに関する詳細は、 http://www.explorer-inc.co.jp/ をご覧ください。