RIZAP シェアリングサプライチェーン
1. 背景および目的
当社グループは連結子会社63社より構成されており、「自己投資産業グローバルNo.1」をグループビジョンとして掲げ、美容・健康関連事業、アパレル関連事業、住関連ライフスタイル事業、エンターテインメント事業を展開しております。
2017年9月15日付の「グローバルなSPAモデルの構築に向けた当社子会社における海外生産体制の強化方針及び子会社株式の取得に関するお知らせ」にて公表いたしましたとおり、当社グループは、当社子会社である堀田丸正株式会社をはじめ海外に生産拠点を持つ当社グループ企業を中心に海外生産体制を強化し、素材開発から企画・生産、そして販売に至るまでのプロセスを一貫して行うSPAモデル(製造小売業としてのビジネスモデル)のグローバル規模での強化を進めております。
今回構築する戦略的統合物流モデル「シェアリングサプライチェーン」とは、当社グループの複数の企業が同じ倉庫での商品管理、配送センターの共有、および共同配送を通じて、物流コストを抑えながら流通量を増やすことによってサプライチェーン効率の最大化を目指した新しい統合物流モデルとなります。
当社グループは、本件取組みを通じた物流機能の強化により、当社グループ全体の物流コストの最適化、および、配送リードタイムの短縮等を通じた顧客満足度の向上による当社グループの競争力強化につなげていく方針です。
2. 本方針の内容
当社グループでは、今回構築する戦略的統合物流モデル「シェアリングサプライチェーン」による物流改革を以下の項目を中心にグループ全体で推進してまいります。
(1)RIZAPグループ共有の物流プラットフォーム構築
・国際物流における倉庫・コンテナ等の共有による積載効率の最大化
・国内倉庫の統合、3PL委託および在庫管理の最適化
・AI技術を活用したサプライチェーンの各プロセスにおける最適配分の実現
・スケールメリットを活かしたグループ配送料金の統一
(2)国際物流効率の最大化
・川上の海外調達から川下の最終配送目的地(ラストワンマイル)に至るまでの一貫輸送の実現
・海外調達先から国内倉庫を経由せずに店舗までの直送による物流コストの最適化
・海外倉庫での流通加工による国内物流作業コストおよび物流コストの圧縮
3. 本方針による効果
当社グループは、本方針による効果として、サプライチェーン全体の大幅な効率化を見込んでおり、具体的には、3年後(2021年3月期)までの目標数値としてグループ全体の物流関連コストの
25%以上を削減する方針です。
また、当社グループでは、中期経営計画「COMMIT2020」で掲げた2021年度3月期の連結売上収益3,000億円の達成に向けて順調に進捗しており、今後の当社グループの事業規模の拡大に伴い、今回構築する「シェアリングサプライチェーン」による物流コスト削減効果は年々増加する見通しです。
4. 対象会社(現状)
本方針において、物流統合の対象となる当社グループ会社は、現状においては以下の通りです。
(1)RIZAPグループ株式会社
(2)RIZAP株式会社
(3)株式会社イデアインターナショナル
(4)マルコ株式会社
(5)夢展望株式会社
(6)株式会社パスポート
(7)株式会社ジーンズメイト
(8)健康コーポレーション株式会社
(9)株式会社ジャパンギャルズSC
(10)株式会社アンティローザ
(11)株式会社エンジェリーベ
(12)株式会社三鈴
5. 業績への影響
本件に伴う当社の今期業績に与える影響は軽微です。来期以降の業績に与える影響につきましては現在精査中であり、今後、公表すべき事実が発生した場合には速やかに公表いたします。
※ 参考:戦略的統合物流モデル「シェアリングサプライチェーン」のコンセプト図
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/141753/LL_img_141753_1.jpg
RIZAP シェアリングサプライチェーン
【会社概要】
本社所在地: 東京都新宿区北新宿二丁目21番1号
会社名 : RIZAPグループ株式会社
代表者 : 代表取締役社長 瀬戸 健
コード番号: 2928 札幌証券取引所アンビシャス
URL : https://www.rizapgroup.com/
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