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成安造形大学×滋賀県立近代美術館の協働企画展10/21開催 「めぐれ!つながれ!色とかたち。ワイワイわれらのモダニズム」



ワイワイわれらのモダニズム展フライヤー


ワシリー・カンディンスキー《小さな世界I》1922年/滋賀県立近代美術館所蔵


岡田 修二《水辺14》2001年/滋賀県立近代美術館所蔵


アンリ・マチス《パーシパエー ミノスの歌(クレタ島の人々)》1944年/滋賀県立近代美術館所蔵

成安造形大学【キャンパスが美術館】(所在地:滋賀県大津市)は、滋賀県立近代美術館(所在地:滋賀県大津市)との協働企画として、2017秋の芸術月間 SEIAN ARTS ATTENTION VOL.10 滋賀県立近代美術館 県内移動展示事業「めぐれ!つながれ!色とかたち。ワイワイわれらのモダニズム」を2017年10月21日~11月26日に開催いたします。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/140679/LL_img_140679_1.jpg

ワイワイわれらのモダニズム展フライヤー



リニューアルオープンを目指して、2017年10月現在長期休館中となっている滋賀県立近代美術館は、所蔵作品を県内の施設で公開する「県内移動展示」を実施します。その第1弾として、本学の回遊式美術館である「キャンパスが美術館」で、現代美術(モダンアート)部門の作品を展示いたします。

5つのセクションに分けた展示構成で、「色」と「かたち」を軸にした滋賀県立近代美術館の作品群をお楽しみいただくとともに、「素材」や「地域」をキーワードにした本学のさまざまなアプローチやプロジェクトを通じて、現代美術と私たちの身の回りの世界との共通点をさぐっていきます。本展が多様な作品たちをお楽しみいただくきっかけとなること、そして、これからの美術館の「色」や「かたち」をも考えていく場となれば幸いです。





■SEIAN ARTS ATTENTIONについて

成安造形大学が運営する「キャンパスが美術館」のメイン企画として、すべてのギャラリーや学内各所を舞台に開催する総合芸術祭です。2011年春の芸術月間VOL.0の開催から数えて、今回で11回目となります。





■「めぐれ!つながれ!色とかたち。ワイワイわれらのモダニズム」開催概要

会期 :2017年10月21日(土)~11月26日(日)

休館 :11月8日(水)、11月25日(土)

場所 :成安造形大学【キャンパスが美術館】

時間 :12:00~18:00

入場 :無料

お問い合わせ:成安造形大学【キャンパスが美術館】事務局

TEL :077-574-2118(直通)

主催 :成安造形大学、滋賀県立近代美術館

後援 :京都新聞、NHK大津放送局、BBCびわ湖放送、

滋賀県教育委員会、おごと温泉観光協会、

公益社団法人びわ湖大津観光協会、

公益社団法人びわこビジターズビューロー





■セクション1「色彩の饗宴」

モダンアートが切り拓いた華麗で豊かな色彩世界を、展示室の壁面を縦横無尽に使って大胆に展示します。



*主な出品作品

篠原有司男《夢見るおいらん》1966年

ロイ・リキテンスタイン《積みわら 5》1969年

ワシリー・カンディンスキー《小さな世界 I》1922年

田中敦子《青》1965年





■セクション2「黒の世界」

モダンアートが生み出したもうひとつの色彩感覚、華やかな色彩の奔流とは正反対の“黒色の作品”群の展示を通して、モダニズムの色彩について別の角度から見てみましょう。



*主な出品作品

リチャード・セラ《バック・トゥー・ブラック》1981年

岡田修二《水辺 14》2001年

アンリ・マチス《パーシパエー ミノスの歌(クレタ島の人々)》1944年





■セクション3「素材と場所」

素材感を生かしつつ周囲の空間を取り込んでいくモダンアートの立体作品群を展示し、素材と色彩と環境の関係について考えます。またブランクーシ作《空間の鳥》の彫刻台座をびわ湖材(滋賀県産の木材)で創作し、展示します。



*主な出品作品

ドナルド・ジャド《無題》1977年

コンスタンティン・ブランクーシ《空間の鳥》1926(1982)

カール・アンドレ《Zinc-Zinc Plain》1969年



・関連ワークショップ(1)/ブランクーシの《無限柱》を彫る!

本展で出品するコンスタンティン・ブランクーシの彫刻作品《空間の鳥》のコンセプトにつながる大作《無限柱》の制作に挑戦します。滋賀県産材である「びわ湖材」を材料として実際にノミと木づちを使用して制作します。木材の匂いや大きさ、重さを感じながらノミで彫り刻んでいきます。形を作り進めながら物質の存在を感じ、「ブランクーシの思い」に近づいていきます。



・関連ワークショップ(2)/ルウィットの「ウォールドローイング」を描く!

出品作家のブランクーシ、ジャド、アンドレと共に、ソル・ルウィットも20世紀を代表する彫刻家です。ルウィットはさまざまな場所でグリッド(格子)によるマトリックスの生成をテーマとした作品を制作しています。またその考え方を直接壁に示すウォールドローイングを展開しています。そのドローイングに挑みます。只々ルールに基づきながら線を引く。機械的に行うことによって構造主義の観念を体現します。





■セクション4「地域とモダニズム」

成安造形大学の教員が中心となって立ち上げた「地域とモダニズム・プロジェクトチーム」によるリサーチとその結果を展示します。このプロジェクトは滋賀県立近代美術館のコレクションの柱である、「モダンアート」に着目し、地域との関係に迫ります。このセクションでは、美術館の収蔵作品は展示されていません。そのかわりプロジェクトチームが、滋賀県立近代美術館のコレクションをリサーチすることで始まった、地域の色、かたち、くらしを考える作品を展示します。

本プロジェクトの試みは、セクション5 へと続きます。



<プロジェクトメンバー>

渋谷亮、高橋耕平、谷本研、馬場晋作



・関連ワークショップ/「つくろうワイワイわれらの美術館」

オリジナル移動美術館をつくりながら、モダンアートや作品が移動することの意味をみんなで対話し考えましょう。



・関連イベント/「PhotoMusic 実験室」

ソフトウェア「PhotoMusic」を使用して、作品や風景の色を音に変換して楽しむと同時にさらに展開させ、展覧会最終日に新しいアウトプットを試みます。





■セクション5「ワイワイわれらの美術館」

少し古ぼけた椅子やソファ、展覧会のポスターや図録、模型が置かれ、年表や館内を写した写真などを展示します。 美術館のかつて、いま、これからを皆さんと一緒に考え、身近な存在としての滋賀近美の、未来のかたちを探ってみませんか。





■10月21日(土)オープニングイベント

(1)基調講演

岡田修二(成安造形大学学長)

時間:13:30~14:50

会場:成安造形大学 聚英館3階 聚英ホール

定員:150名(先着順)

入場:無料



(2)パネルディスカッション

滋賀県立近代美術館学芸員×成安造形大学教員

時間:15:00~17:30

会場:成安造形大学 聚英館3階 聚英ホール

定員:150名(先着順)

入場:無料





■成安造形大学【キャンパスが美術館】公開講座「現代美術入門」

講師:千速敏男(成安造形大学【キャンパスが美術館】館長)

日時:10月28日(土)14:00~15:30

会場:成安造形大学 聚英館3階 聚英ホール

定員:150名(先着順)

入場:無料



* 上記以外にもトークイベントやワークショップを開催予定です。

詳細は成安造形大学【キャンパスが美術館】Webサイト( http://www.seian.ac.jp/gallery/ )をご覧ください。

Facebook: https://www.facebook.com/seianartcenter

Twitter : @SEIANARTCENTER





■成安造形大学【キャンパスが美術館】について

この美術館は、その名称の通り「芸術大学のキャンパス=美術館」と見立てた回遊式の「美術館」です。学校法人京都成安学園の創立90周年を記念して2010年にオープンしました。キャンパス内に点在する9のギャラリースペースで年間を通じて展覧会をご覧いただけます。





■成安造形大学について( http://www.seian.ac.jp )

成安造形大学(所在地:滋賀県大津市仰木の里東4-3-1/学長:岡田 修二/学生数:約800名)は、芸術学部芸術学科6領域21コースを設置する芸術大学です。各領域で高い専門性を確立することを目指し、少人数教育の大学だからこそ実現できる、一人ひとりの適性に合わせた個別指導教育を行っています。また、地元自治体・企業・各種団体との産官学連携(約80件/年)による実践教育を実践するとともに、「キャンパスが美術館」(展覧会約60本/年)、滋賀の歴史文化を研究し発信する「附属近江学研究所」などを擁し、地域文化向上の一助になることを目指しています。



<資料請求>

http://www.seian.ac.jp/contact/

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