お出しの日認定式
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画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/138457/LL_img_138457_1.jpg
お出しの日認定式
■太鼓亭と岡本商店街が連携して、“だしで締める”食文化を発表
2016年、「だし蔵」を運営する「太鼓亭」と、鰹節発祥の地・印南町(和歌山)が連携して日本記念日協会に登録したのが、「おだしの日」。同協会には色んな記念日が登録されていますが、だしにまつわるものは初めてで、10月28日がその日に決まりました。
では、なぜ10月28日が「おだしの日」になったかというと、1707年10月28日(宝永4年10月4日)に発生した南海トラフを震源とする宝永南海地震の津波によって、鰹節製法の発明者である印南町の漁民「角屋甚太郎」が亡くなった日であることと、この地震をきっかけに門外不出であった鰹節製法が、和歌山から全国へと流出し、結果それによってだしを摂る文化が広まることとなった節目の日だからです。そんな理由からよくある語呂合わせではなく、10月28日を「おだしの日」に決めたのです。
2016年、第一回目の「おだしの日」には、素材別の名人を集め、「だし蔵」にて「名人達のだし茶漬け」を発売し、好評を博しました。第二回目となる2017年の10月28日には、“だしで食事を締める”を合言葉に新たな食事の仕方と食文化を訴求したいと考えています。
このテーマに賛同し、「だし蔵」や「太鼓亭」と一緒に「おだしの日」を盛り上げてくれるのは、神戸市東灘区にある「岡本商店街」の面々。岡本商店街振興組合が旗振り役となって同地域の店主達にそのテーマにまつわるユニークなメニューを考案していただける予定になっています。
なかでも“だしで一杯飲る”と題した企画は、酒のアテにだしを用いるという、今までになかった提案。水もの(酒)に、水もの(だし)をと訝しがるかもしれませんが、これが意外にぴたっとはまって美味。「だし蔵」が打ち出す、珍しい煮干し(節)をうまく使って締めの一品にしてくれています。
■「だし蔵」と岡本商店街が打ち出す、締めの一手とは…
だしとは日本料理にとって基本の「き」。これが上手く摂れなければ、どんな素材を用いようとも旨い料理にはなりません。なので日本料理の職人は、だしを摂ることに技術を集結させ、一番だしを大事にしてきました。
その最たるものが椀物。実は会席料理の中のメインディッシュは、吸物である椀だといわれており、この良し悪しで、その後続く料理の数々が判断できます。いわば、だしは料理人の腕の証明でもあるのです。
俗に和食では、だしの味を表すのは食事の初めあたりとされて来ました。ところが昨今は食事の後にコーヒーを飲んだり、デザートを味わったりするので、悲しいかなその後口には肝心のだしの味ではなく、それらが残ってしまいます。
そこで今回は「食事の締めはだし」とばかりに、食事の後半や終わりにだしを用いた一品を提案することになりました。だしといっても終わりにふさわしい、味の印象を残すものでなければ商品化(メニュー化)しにくいので、巷にはあまり流通しない「アジのだし」と「イカのだし」を使用します。ともに煮干しにして砕いたもので、アジは青背魚特有の深い味わいがありますし、イカはなぜか炙ったスルメの味がします。この二つに「だし蔵」の主力商品「関西おだし」を合わせた三つが今回のテーマ素材。各店舗がいかに個性的な締めのメニューに仕上げるかが見ものです。
ちなみに岡本商店街の「おだしの日」フェア参加店舗では、“だしで一杯飲る”というユニーク企画も実施。これは酒のアテに、あえてだしを出す、前代未聞の取り組みで、店が「アジだし」「イカだし」「関西おだし」をチョイスして、その日ごとにアテになるようなだしを作って提供する試みです。もし、これが消費者に受け入れられれば、新しい食文化が「おだしの日」によって誕生することになります。
■岡本商店街「おだしの日」フェアは10月28日~11月末まで実施
これまで、酒粕郷土料理化宣言やフルーツブランデー流行化計画などユニークな催しを企画し、大胆な食文化をぶち上げているのが東灘区(神戸)にある岡本商店街振興組合です。同商店街では、この他にも、甲南女子大生による商店街ファッションショーを実施したり、東日本大震災の被災地・気仙沼を支援しようと、共同で商品開発を行ったり、色んなニュースを提供してきました。今回、岡本商店街が目をつけたのが「おだしの日」の普及。日本人なら誰しもなじみがあり、我が国の食文化の基礎を成す“だし”の良さを知ってもらうべく、先導役だった太鼓亭の「だし蔵」とコラボすることになりました。
今回、「おだしの日」フェアと題したこの催しは、だしを用いたユニークなメニューや、だしで一杯飲るという試みを発表するだけではなく、広い意味でだしの良さを周知徹底することにあります。やはり料理は一番だしが大切ですが、だしで締めることで、その味の旨みを口内に残すことも大事だと訴えます。10月28日の「おだしの日」を皮切りにだしが利いたメニューや、締めのだしを提供することで、神戸の新たなだし文化を創ろうと考えての参戦です。同商店街の参加店は下記の飲食店、ともにユニークなだしメニューと、だしで一杯飲るスタイルが見られるはずです。
以下店舗での「おだしの日」フェアは、10月28日~11月末まで実施します。
■岡本商店街内の「おだしの日」フェア参加店
●アリオリオ
所在地 :神戸市東灘区岡本1-14-9-2F
TEL :078-436-3866
営業時間:18:00~24:00
休み :日曜
生地から作り上げる自家製パスタ・ピザが充実。ワインなどの酒メニューも充実しており、リーズナブルに伊料理が楽しめます。不定期で行われるジャズライブも人気。
●C+ozy Cafe(コージーカフェ)
所在地 :神戸市東灘区岡本1-14-6-104
TEL :078-452-5840
営業時間:9:00~18:00(土日祝は10:00~)
休み :不定休
米麹を中心に発酵食品や有機野菜にこだわった身体に優しいメニューがいっぱい。ヘルシーフードからスイーツまで楽しめます。
●淡路のビストロmanki(マンキ)
所在地 :神戸市東灘区田中町3-19-16
TEL :078-412-2223
営業時間:11:30~14:00 L.O.、17:30~21:00 L.O.
休み :不定休
淡路島の食材にこだわった店。清野農園の有機栽培野菜や淡路和牛など淡路島ならではのものがメニューに使われています。
●辰巳茶房
所在地 :神戸市東灘区岡本1-14-18
TEL :078-431-8810
営業時間:11:30~20:00(金曜は~22:00、日祝日は~18:00)
休み :不定休
店主自らが英国の蚤の市で買い付けてきた器が人気。約10種類の紅茶のほか、ランチの軽食やスイーツもあります。
●ダイニングバー月の家
所在地 :神戸市東灘区岡本1-4-5 マナ岡本ビルB1
TEL :078-412-4000
営業時間:18:00~翌2:00
休み :日・祝
300種ものワインが揃う隠れ家的な店。バーならではの酒はもちろん、旬の素材や趣向を凝らしたフードも定評があり。食事からバー使いまで色んなシーンに利用できます。
●大阪 島之内
所在地 :神戸市東灘区本山北町3-5-6 ホクヨウビル3F
TEL :078-453-1677
営業時間:17:30~22:30(L.O.21:30)、
土日祝12:00~15:00、17:30~22:30(L.O.21:30)
休み :水曜(祝日は営業)
九州産黒毛和牛すき焼きや淡路島産地鶏のすき焼き・水炊きなどが人気。他にも活とらふぐのてっちりやてっさ(要予約)11月~5月などもあります。
●とっとり居酒屋 やませ
所在地 :神戸市東灘区岡本1-2-4 本山ランドリービル1F
TEL :078-413-5553
営業時間:17:00~24:00(L.O.23:00)
休み :年末年始
鳥取・境港漁港から直送する魚や砂丘長芋など、食材のほとんどが鳥取産のものを使用しています。地ビールや地酒、地ワインの種類も豊富です。
●料理人がきさん
所在地 :神戸市東灘区岡本2-5-6 ラ・コロンナ岡本102
TEL :078-431-0688
営業時間:11:30~14:30(L.O.14:00)、17:30~22:30(L.O.22:00)
休み :月曜
駅からは少し離れた隠れ家的和食店。旬の魚料理から肉・すっぽん料理まで本格的な和食を楽しむことができます。
■10月20日(金)に「おだしの日」マスコミ発表会を行います!!
太鼓亭と岡本商店街がコラボして行う第二回「おだしの日」は、前述のように「だし蔵」各店舗と岡本商店街の参加店舗で実施します。つきましては、マスコミ各位にその概要説明と、煮だし師(だしマイスター)によるMYだしセミナーを10月20日(金)18:00~、岡本好文園ホールにて行う予定になっています。現在、企画進行中ですので、詳細が決まりましたらお知らせします。もし同発表会に参加したい、詳しい内容が知りたい向きは、下記お問い合わせ先までご連絡下さいませ。
■会社概要
商号 :株式会社 太鼓亭
代表者:代表取締役社長 水上 泰輔
所在地:大阪府箕面市船場東2-7-50
会社ホームページアドレス
http://taikotei.co.jp/
「関西おだし専門店 だし蔵」ブランド通販サイト
http://www.kansai-odashi.com/