クラウドロガー2
利用イメージ
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/138195/LL_img_138195_1.jpg
クラウドロガー2
1.概要
「クラウドロガー2」は、主に水処理プラントや各種工場向けに多くの販売実績を誇る当社の従来品「クラウドロガー3G」の後継機種となる端末です。アナログ出力を持つ計測機器などと接続し、計測データをモバイル通信回線でクラウド上のプラットフォームに送信・蓄積することで、Web管理画面上でデータの分析などを行うことができます。モバイル通信は「クラウドロガー3G」同様KDDI社の通信モジュールを搭載する一方、通信方式は現在主流のLTE方式を採用しました。
アナログ入力4ch、パルス入力3chの計測データを記録時間ごとに端末内部に保存し、指定周期でクラウドサーバへ送信します。また、接点入力8chのON/OFF状態を監視しON状態を検出した場合、クラウドサーバへ送信します。
外部PLCとシリアルケーブルで接続することによりPLCデータも取得可能です。Web管理画面上からリレー接点(フォトMOSリレー出力4ch)の操作ができるため、遠隔地にある機器の電源ON/OFFなどの制御も可能になります。
データ計測のインタフェースや通信プロトコルは、「クラウドロガー3G」との互換性を維持していますが、一部設計に改善を加えることで、アナログ計測の精度向上を実現させております。
「クラウドロガー2」: https://www.ecomott.co.jp/product/cloudlogger2/
<本製品の外観>
https://www.atpress.ne.jp/releases/138195/img_138195_1.jpg
<本製本の利用イメージ>
https://www.atpress.ne.jp/releases/138195/img_138195_2.png
2.販売計画
約600台の販売実績を持つ従来品の「クラウドロガー3G」が販売開始からすでに7年以上経過し、機器の耐用年数を考慮すると、順次「クラウドロガー2」への置き換え需要が本格化すると見ています。また、計測精度の向上に伴って、より多くのシーンでの活用が期待されることから、2020年3月までに900台の販売を計画しています。
3.主な仕様
【一般仕様】
型番 :DLS-300-KL
インタフェース:WAN KDDI LTEモジュール
シリアル RS-232(Dsub9)×1
アナログ入力 4点
接点入力 8点
リレー出力 4点
サイズ :外観寸法(突起物を除く)
140(W)×145(D)×40(H)mm(突起部含まず)
環境 :使用電源 DC 12V~24V(DC 10.8~26.4V)
消費電力 平均2.4VA以下
本体動作条件 温度 -10℃~50℃
湿度 10~90%(結露なきこと)
【制御機能】
通信プロトコル:TCP/IP
データ記録(サンプリング)間隔:1/5/10/30/60分から選択
データ送信間隔:5/10/30/60分、2/6/12/24時間から選択
【アナログ入力仕様】
入力方式 :シングルエンド入力
分解能 :12bit
5V入力時=AD変換値4,000
変換精度 :±0.2%
入力点数 :4点(コモン共通)
入力レンジ :0~5V or 4~20mA(ディップスイッチ切り替え)
入力インピーダンス:電圧入力時 1MΩ
電流入力時 250Ω
【接点入力仕様】
入力方式 :無電圧接点入力
絶縁方式 :フォトカプラ絶縁
入力点数 :パルス/ステータス切り替え 3点
ステータス専用 5点
コモン :コモン共通
フォトカプラ駆動電源:絶縁型DC12V内蔵
入力フィルタ :カウンター(パルス)70ミリ秒
ステータス 10秒
【リレー出力仕様】
出力方式:フォトMOSリレー接点
出力点数:1a接点×4点
出力負荷:DC15V 1A以下(抵抗負荷)
■エコモット株式会社について
エコモットは2007年の創業以来IoT専業のソリューションベンダーとして、センサー・自社開発通信デバイスの提供を行うとともに、多様な顧客ニーズに応じたカスタマイズ、現場での設置ノウハウを提供し、あらゆる「モノ・コト」からセンシングを可能にするソリューションを提供しています。2017年6月に札幌証券取引所アンビシャス市場へ上場。
所在地 : 北海道札幌市中央区北1条東2丁目5番2号 札幌泉第1ビル1階
代表者 : 代表取締役 入澤 拓也
設立 : 2007年2月
資本金 : 1億円(2017年8月末現在)
事業内容 : IoTインテグレーション事業
企業サイト: https://www.ecomott.co.jp/