講師:宇於崎裕美(うおざきひろみ)
本講座は失敗学の知見・経験を広く一般に伝達することを目的としています。対象者は失敗学会会員・社会人・学生を問わず、失敗学に興味をお持ちの方であればどなたでも参加できます。参加料は、全6回の資料代として50,000円(税込)、失敗学会会員は40,000円(税込)です。エンカツ社宇於崎は、2018年1月24日(水)の第4回講座において「報道対応の失敗とネット炎上-事件・事故・災害発生時のマスコミ&ネット対応策について」と題し、世間で注目された事件・事故・災害事例を題材に、過熱報道と炎上騒ぎが起こる原因とメカニズムを解説し、具体的な対応策について提案します。
■「失敗学会講座in東京」(2017年下期)プログラム
・第1回 2017年10月11日(水) 19:00-20:30
「失敗学から危険学へ」
畑村 洋太郎(東京大学名誉教授、NPO法人 失敗学会 理事長)
・第2回 2017年11月22日(水) 19:00-20:30
「情報とシステムの危険学-モデルから考える危険とその対処法」
藤田 和彦(危険学プロジェクト バージョンII「情報とシステム」グループ長)
・第3回 2017年12月6日(水) 19:00-20:30
「失敗防止活動を10年間、活発に続けよう」
中尾 政之(東京大学大学院工学系研究科 教授)
・第4回 2018年1月24日(水) 19:00-20:30
「報道対応の失敗とネット炎上-事件・事故・災害発生時のマスコミ&ネット対応策について」
宇於崎 裕美(有限会社エンカツ社 代表取締役社長、横浜国立大学 非常勤講師)
・第5回 2018年2月14日(水) 19:00-20:30
「失敗知見の有効活用-失敗事例集を『使えない』から『使いたい』へ転換」
佐伯 徹(NDIソリューションズ株式会社ビジネスソリューション部 室長)
・第6回 2018年3月7日(水) 19:00-20:30
「創造的失敗対策-三大無策からの脱却」
飯野 謙次(SYDROSE LP, General Partner、東京大学大学院工学系研究科学術支援専門職員)
■失敗学会講座in東京(2017年下期)への申し込み、詳細
URL: http://www.shippai.org/shippai/html/index.php?name=news971
【失敗学ならびに失敗学会とは】
2002年設立の失敗学会は、社会的損失をもたらす事故や失敗を研究対象とする失敗学を、社会に浸透させ、経済的損失や死傷者を伴う事故や失敗の低減を目指す特定非営利活動法人です。
失敗学は、社会的現象を引き起こす大きな事件から、日常のちょっとした損失の原因となる失敗までを対象として、それらをなくすための方策を提供します。
URL: http://www.shippai.org/
【講師略歴:宇於崎 裕美(うおざき ひろみ)】
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/136501/LL_img_136501_1.jpg
講師:宇於崎裕美(うおざきひろみ)
エンカツ社代表取締役社長。横浜国立大学非常勤講師(リスク共生社会創造センター http://www.anshin.ynu.ac.jp/ )。広報&危機管理広報コンサルタント。
横浜国立大学工学部安全工学科卒。つくば科学万博、リクルート、電通バーソン・マーステラ等勤務を経て1997年有限会社エンカツ社を設立。国内外の官庁、企業、大学等において広報・PR、リスク・コミュニケーション、クライシス・コミュニケーションに関するコンサルテーションならびに研修を実施。現在、総務省消防庁消防大学校講師。東京消防庁 広報広聴アドバイザー。失敗学会、安全工学会、日本広報学会 会員。
著書:「不祥事が起こってしまった! ―企業ブランド価値を守る―クライシス・コミュニケーション」(経営書院)、「クライシス・コミュニケーションの考え方、その理論と実践」(経営書院)、「人と組織の心理から読み解くリスク・コミュニケーション」(掛札逸美との共著 日本規格協会)、「保育現場の「深刻事故」対応ハンドブック」(山中、寺町、栗並、掛札著 ぎょうせい)で特別コラム「クライシス・コミュニケーション」寄稿等。
eラーニングプログラム:「個人情報漏えい発生直後3日間でやるべきこと一覧」(講師 東京システムハウスとの共作 インターネット通信教育サイト「いいまなぶ」 https://www.emanabu.jp/ )
【有限会社エンカツ社とは】
1997年設立。“円滑”なコミュニケーションとビジネスを実現するコンサルティング会社。専門は広報とマーケティング、リスクマネジメント、危機管理広報等、コミュニケーション活動全般に関する問題解決。
URL: http://www.enkatsu.jp/