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第11回キッズデザイン賞 8冠達成!『手を加え過ぎない』幼児教育、保育環境が評価される



KM Kindergarten and Nursery


NFB Nursery


Ouchi-Small house for Kids


心羽えみの保育園石神井台

株式会社日比野設計+幼児の城(所在地:神奈川県厚木市、代表取締役社長:日比野 拓)は、8月21日(月)に発表されたキッズデザイン協議会主催の「第11回キッズデザイン賞」において、8件のプロジェクト「KM Kindergarten and Nursery」「NFB Nursery」「Ouchi-Small house for Kids」「Youji no Shiro Furniture」「アトリオみなみおか保育園」「心羽えみの保育園石神井台」「書籍 笑顔がいっぱいの園舎づくり-幼児の城7」「児童発達支援センター青い鳥」が受賞し、8冠を達成した事を報告します。

保育園、幼稚園等の園舎に加え、大型遊具や幼児家具、書籍といった様々なジャンルにおいての受賞となりました。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/136233/LL_img_136233_1.jpg

KM Kindergarten and Nursery





■キッズデザイン賞について

キッズデザイン賞は「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」そして、「子どもたちを産み育てやすいデザイン」というキッズデザインの理念を実現し、普及するための顕彰制度です。乳幼児用品や玩具等の子ども向けの製品・サービスに限らず、大人・一般向けに開発されたものでも、子どもや子育てへの配慮がなされた良質な商品や施設、プログラム、調査研究活動等も対象としており、受賞作品には「キッズデザインマーク」の使用が認められます。



受賞項目は下記の通りです。





■子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門

・KM Kindergarten and Nursery

計画地は狭隘な上、周りの住宅と距離も近い都市型の認定こども園です。この条件の中、平面的な工夫だけでは子どもたちの動きや視界が制限されてしまうことから、園舎の内外にスロープや段差等の立体的な工夫を行いました。日々の生活の中で子どもたちの身体能力を養い、発想豊かに遊びを誘発する仕掛けに富んだ園舎です。



・NFB Nursery

周囲が工場に囲まれているという一見ネガティブな環境を、ポジティブに捉え直すことから生まれた保育園です。子どもたちのワクワクする気持ちを創り出す場所を、ものをつくる工場になぞらえ、随所に本来なら見えないものを見せる仕掛けを設け、子どもたちの「あれ何だろう?」という疑問を誘発させ、創造力や好奇心を育むきっかけとなっています。



・Ouchi-Small house for Kids

既存園舎の一部に『ゴッコ遊びの出来る場所を作って欲しい』と依頼を受け、子どもの為の小さなouchiを作ったプロジェクトです。既成の遊具は、トラブル回避の為に注意事項や使い方指導に気を取られ、創造性が育みにくいものが多いのが現状です。そこで、本質的な意味で子どもたちが創造と挑戦を繰り返し、成長できるキッカケを設けました。



・アトリオみなみおか保育園

団地の多いニュータウンに建つ保育所。騒音や安全上の問題で閉鎖的な園舎が多い中、建物を積極的に街に開いていくことで、子どもたちが地域の人の温かさや見守られている安心感を感じながら豊かに成長できる園舎としました。原風景である団地の特徴を生かした遊び場は街に馴染み、子どもたちが住民と日常的に顔を合わせられる場所となっています。



・書籍 笑顔がいっぱいの園舎づくり-幼児の城7

幼児施設設計を専門に行う、日比野設計+幼児の城が出版する、保育園や幼稚園をベースに、子どもたちの成育環境について解説した書籍。多くの実績や資料、設計ノウハウをもとに、最新園舎事例等、近年アップグレードした情報が掲載。子どもを取り巻く環境に携わるすべての人々に向けて、子どもたちの環境を良くするためのヒントが多く詰まっています。



・Youji no Shiro Furniture

シンプルで、素材の良さを大切にした子ども用家具。無垢の天然木、自然素材塗料を使用し、自然本来の持つ模様や色を残しています。経年変化の少ないウレタン塗装やラッカー塗装よりも、キズがついたり、変色したりしますが、その都度メンテナンスを行い、小さな変化に気づいていくことで、思い出やぬくもりを感じます。



・心羽えみの保育園石神井台

練馬区の待機児童解消のため、東京都の土地を定期借地して建てられた新設の保育園です。練馬は農業が盛んな地域ですが、農地は著しい勢いで宅地化され約20年で半分程度に減少しています。子どもたちが地域のことを知り、体験できる場「ファーム」として園舎を考え、子どもの感性を育み、地域にも開かれた、街の拠点となる保育園としました。



・児童発達支援センター青い鳥

児童発達支援センターは、発達の遅れや障がいのある子どもやその保護者に対し様々なニーズに応える専門的な支援を行っていく施設です。古くからこの地域で障がい者施設を運営してきた社会福祉法人相模福祉村が、地域と共に歩んでいく施設として、子ども達の未来をつくるきっかけになればと考えました

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