土石流が通過した柿園
災害前の柿園(2017年1月)
タイトルイメージ
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/133752/LL_img_133752_1.jpg
土石流が通過した柿園
■チャリティ販売概要
販売期間 : 2017年7月15日から7月31日21:00まで
対象商品 : オンラインマルシェ「ポケットマルシェ」上に
[復興支援商品]として登録生産者が出品した商品。
特集ページURL: https://poke-m.com/stories/489
寄付金額 : 対象商品の生産者売上金額と販売手数料の合計金額全額
寄付先 : 志波地区社会福祉協議会
■チャリティ販売背景
<被災した農家を被災しなかった農家・漁師と消費者が助ける>
平成29年7月九州北部豪雨で特に甚大な被害を受けた朝倉市杷木地区に、当社が運営するオンラインマルシェ「ポケットマルシェ」の登録農家:秋吉 智博さんがいます。
発災4日後の7月8日に当社代表が現地を訪れました( https://poke-m.com/stories/490 )。秋吉さんが住む政所集落は杷木地区のなかでも最深部にあります。彼自身の柿園は、その多くが山から押し寄せた土砂による被害を受けていました。その中で、集落で数少ない若者である彼は、住民たちに声をかけながら復旧の先頭に立っていました。「何かできることはないだろうか」スタッフの一言をきっかけにこのチャリティ販売のアイデアが生まれました。7月14日、SNSを通じ登録生産者に呼びかけると、多くの登録生産者から即座に賛同の手が挙がりました。
<被災経験のある農家漁師が率先し「チャリティ出品」続々>
7月23日までに35人の生産者がチャリティ出品を完了。出品に添えられている生産者からのメッセージの一部を抜粋して紹介します。
・東日本の震災の際はお世話になりました。今度は僕らの番です。美味しく食べて、復興の応援をしたいと思います。(岩手県/佐藤 勧さん)
・東日本大震災の後、全国各地から数多くの方々がうちの農園にボランティアで助けに来てくれました。その中には北九州から駆けつけてくれた人たちがいたことも僕らは忘れていません。今僕らが直接助けに行くことは叶いませんが、僕らは僕らなりにあの時の恩を返しにいきたい。知恵もないしお金もない。でも野菜ならいくらでもある。この想いを繋げてくれるポケットマルシェから、どうか僕らと皆さんの想いを届けてやってください。(福島県/菊地 将兵さん)
・私も昨年の熊本地震へ即応予備自衛官として災害派遣に参加させていただきました。テレビなどでは伝えきれない被害や生活に不自由する事を目の当たりにしまして、秋吉様が大分重要な復旧活動を担われていると想像でき、ポケマルの支援に賛同しました。賛同いただきました皆様へ感謝の気持ちと一日も早い復興を願い串打ちさせていただきます。(沖縄県/大谷 明正さん)
■生産者と消費者とのつながりが非常時に大きな力になる
<株式会社ポケットマルシェ代表 高橋博之より>
私は東日本大震災を被災地岩手県で経験し、日頃の生産者と消費者のつながりが今回のような非常事態に大きな力になることを学びました。大切なことは、災害が発生したとき、被害を受けなかった地域に住む人々が連帯し、できる支援をすることです。
ポケットマルシェは、ただ食べ物を売り買いするだけの場ではなく、生産者と消費者の間で、美味しい食べ物を食べることのできる喜びも、自然の脅威から受ける苦しみも、互いに分かち合える世界を目指しています。この企画の趣旨に賛同していただけましたら、是非とも支援にご協力いただけないでしょうか。よろしくお願い申し上げます。
■「ポケットマルシェ」について
日本全国の農家・漁師が自身の生産物を消費者に直接、簡単に販売できるオンラインマルシェ。出店者は一次産業を生業とする農家・漁師などの生産者のみ。7月21日までの生産者登録数は269人。
スマホアプリ上で生産者と消費者が直接コミュニケーションする機能があり、従来のネット通販では実現が難しかった、販売者と購入者の垣根を超えた交流が生まれている。
■会社概要
会社名 : 株式会社ポケットマルシェ
本社 : 〒025-0096 岩手県花巻市藤沢町446-2
代表者 : 代表取締役 高橋 博之
設立 : 2015年2月10日
URL : http://pocket-marche.com/