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『フラーレン』が大気汚染による肌トラブルを抑制?ヒト表皮角化細胞を使った実験で42%の細胞生存率上昇を確認



細胞死抑制効果


パーオキシナイトライト抑制効果

フラーレン化粧品原料を販売するビタミンC60バイオリサーチ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:林 源太郎)は、県立広島大学 生命環境学部 生命科学科 齋藤 靖和教授との共同研究により、フラーレンが大気汚染等で発生するNO・(窒素化合物ラジカル)によって引き起こされる細胞死を抑制することを確認しました。

この結果は、2017年6月28日-29日につくば国際会議場で開催された第70回日本酸化ストレス学会学術集会にて発表しました。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/133313/LL_img_133313_1.jpg

細胞死抑制効果





【実験の背景】

近年、PM2.5等による大気汚染対策や受動喫煙対策に関心が集まっております。また汚染された大気やタバコの煙は、肌の老化を促進する可能性が指摘されており、汚染された大気に長期間にわたり触れた場合、額で35%、頬で15%シミが多く、ほうれい線も4%多くできていたとの報告もあるなど(Vierkotter A et al:J. Invest. Dermatol.,130(12).2719-26(2010)より引用)、大気汚染は女性にとって肌ダメージを与える深刻な問題です。

当社では、大気汚染やタバコの有毒ガスにより発生し、肌に有害と言われているNO・(窒素化合物ラジカル)とパーオキシナイトライト※に対するフラーレンの抑制効果の確認を行いました。



※パーオキシナイトライト

活性酸素の一種(スーパーオキシド)と活性窒素種の一酸化窒素(NO)の反応により発生する物質。細胞障害を引き起こすと言われている。





【研究結果】

■細胞死抑制効果

ヒト表皮角化細胞に、SNAP(NO・を発生させる試薬)を添加し24時間後の細胞生存率を確認したところ、SNAP添加により20%まで細胞が減少していました。しかし、事前にフラーレンを添加することにより、未添加と比較すると生存率が上がることが分かり、化粧品推奨濃度とされる濃度(2ppm)を添加した場合には、未添加と比較すると42%もの細胞生存率上昇が確認されました。





■パーオキシナイトライト※ 抑制効果

実際に細胞障害を引き起こす原因とされるパーオキシナイトライトを細胞に発生させ、そこにフラーレンを添加したところ、フラーレン添加によりパーオキシナイトライトの顕著な抑制が確認されました。





■まとめ

これらの結果から、フラーレンが大気汚染やタバコの煙等により発生する窒素化合物ラジカルの発生を抑制し、肌トラブルを防ぐことが期待できます。当社では、今後も市場ニーズに合わせた研究を進めていきます。





【会社概要】

社名 : ビタミンC60バイオリサーチ株式会社

代表取締役社長 : 林 源太郎

所在地 : 東京都中央区八重洲1-3-19 辰沼建物ビル9F

設立日 : 2003年7月29日

資本金 : 3億円(三菱商事株式会社100%出資)

URL : http://www.vc60.com/

フラーレン美ラボ: https://fullerene-beauty.com/

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