漁樵の間「青森ねぶた祭」
頂上の間展示イメージ
浴衣姿も映える大門池
大門池「秋田竿燈祭り」「柳井金魚ちょうちん祭り」
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/132930/LL_img_132930_1.jpg
漁樵の間「青森ねぶた祭」
2015年の初開催から好評いただいている「和のあかり展」。累計来場者数は15万人を超え、前回は過去最高人数となった人気のイベントです。今年のテーマは職人やアーティストたちによる“日本の色彩と意匠”。展示会場となる文化財「百段階段」は、昭和初期を代表する様々な画家たちが描いた126枚の日本絵画や職人たちの技が光る装飾に囲まれた、色彩豊かな7つの部屋が存在する、当時屈指の芸術が残る建物です。82年の年月を経た今年、現代の職人やアーティストたちの作品によって、新たな芸術作品として姿を現します。
展示作品は「祭り」「アート」「職人」の3つのジャンルを中心に、全国各地から30以上の出展者と共に集合。日本ならではの色彩や意匠が楽しめる“和のあかり”がアートイルミネーションとして各部屋を灯します。その他、園内の「大門池」やレストランなどでも様々な“和のあかり”が灯され、夏の雅叙園を優美に演出します。文化財を彩る、風情溢れる夏のイルミネーションを記念の一枚と共にお楽しみください。
●見どころ1● 日本全国の四季を彩る祭りが大集合!
東北三大祭りとして有名な「青森ねぶた祭」や「秋田竿燈まつり」をはじめ、可愛らしい姿が毎年人気の山口県柳井市「柳井金魚ちょうちん祭り」など、日本各地の祭りが大集合!今年は初出展となる、長崎の冬の風物詩「長崎ランタンフェスティバル」から龍とカラフルなランタンも登場します。日本各地の、四季を彩る”祭り”を楽しめるのは「和のあかり展」ならでは。多彩な灯りに包まれた幻想的な世界をお楽しみください。
●見どころ2● 無形文化財「ねぶた」×有形文化財「百段階段」がコラボレーション!
釘一本打てない文化財へ、巨大なねぶたを展示する…今年で3回目となる挑戦に挑むのは、「ねぶた大賞」などの受賞歴を持つベテランねぶた師 竹浪比呂央。2014年に青森ねぶた祭に出陣した「相馬太郎良門 妖術を修る」を本展のオリジナルバージョンで展示します。ねぶたは通常、山車(だし)と呼ばれる車輪のついた台に載っているため、祭り本番でも間近で見ることができません。ねぶた師の優れた筆のタッチや色彩など細かい点までご覧いただけるのはこの企画展ならではです。その他、中央にはフォトスペースも用意しており、迫力あるねぶたと一体感のあるフォトジェニックな一枚を記念にお楽しみください!
●見どころ3● 文化財「百段階段」史上初のプロジェクションマッピングが登場!
百段階段の中にプロジェクションマッピングが初登場!今回展示されるのは老舗の九谷焼窯元「上出長衛門窯」の作品です。
同窯元で80年以上描き続けられている絵柄 “笛吹”が気持ちよく笛を吹いていると、それを邪魔するようにピアノやギターなどが表れて音を掻き鳴らしていく、ちょっぴりシュールなストーリー。磁器に絵付けされた青い染付を表現した色合いと、変わりゆく風景、そして巨大な湯呑に映し出された笛吹の表情の変わっていく様をお楽しみください。
<展示作品について> 全国各地から約200点の作品が目黒雅叙園に集結!
全国各地から、「祭り」「アート」「職人」など様々なジャンルのアート作品が大集合!百段階段の暗闇の中に、優しいあかりが灯ります。
展示詳細:
・十畝の間
丸栄陶業株式会社「鬼瓦」※愛知県
銭湯絵師 丸山清人銭湯屏風「三保の松原」※東京都
棟方志功「版画あかり行燈」※青森県
・漁樵の間
青森県青森市ねぶた師 竹浪比呂央 「青森ねぶた祭」※青森県
・草丘の間
切り絵作家 早川鉄兵「清流の森」※滋賀県
・静水の間
安宅漆工店「漆工芸」/かざり工芸三浦「飾り簪」/山田硝子加工所「江戸切子」
中金硝子「江戸硝子」/山川建具「組子」/江戸組子建松「組子」/七宝作家 常信明子「七宝」
日本ステンドグラス作家協会「ステンドグラス」/あかりマイスター 照明塾塾長 橋田裕司「和紙あかり」
かんざし作家 榮(期間展示7月5日~8月27日)「簪」
・星光の間
照明作家 弦間康仁「アクリルライト」※埼玉県
造形作家 川村忠晴「草木のあかり」※東京都
・清方の間
上出長右衛門窯 上出惠悟「笛吹電影樂團」※石川県
・頂上の間
一葉式いけ花 粕谷尚弘「いけばな」※東京都
篠原風鈴本舗「江戸風鈴」※東京都
鈴木茂兵衛商店「提灯」※茨城県
小野省三「吹きガラス」※東京都
陶芸家 竹村良訓「陶芸」※東京都
錆和紙作家 伊藤咲穂「錆和紙」※東京都
洛中高岡屋「おじゃみ」※京都府
・8番目に位置する部屋
ネブタスタイル「提灯」※青森県
錦花池坊 加藤大樹(期間展示7月28日~8月6日)「いけばな」※東京都
・エレベーターホール
美術家 中里繪魯洲「無方の空に…」※東京都
すみだ水族館「特設水槽」※東京都
・御手洗い
芸術家 仁志麻里恵「ネオンアート」※東京都
・階段
林 貴俊「石巻こけし」※宮城県
・大門池(パブリックスペース)
岐阜県美濃市「美濃和紙あかりアート展」※岐阜県
長崎県長崎市「長崎ランタンフェスティバル」※長崎県
秋田県秋田市「秋田竿燈まつり」※秋田県
山口県柳井市「柳井金魚ちょうちん祭り」※山口県
・カフェ&バー「結庵」(レストラン)
切り絵作家 早川鉄兵「森のイルミネーション」※滋賀県
<作品紹介>
・エレベーターホール
エレベーターホールには幻想的な2つの展示が登場。美術家 中里繪魯洲による「無方の空に…」は小さな微塵の世界の中にも”光”があることを表したアート作品です。また、暗闇の中で美しく照らされているのは、すみだ水族館の「特設水槽」。8月27日(日)まで、水族館の年間パスポートとホテルのファミリークラブカードのそれぞれの提示により、両施設の無料入場が可能です。
・十畝の間
十畝の間には3つの作品を展示。日本の瓦生産量の70%を占める愛知県の「三州瓦」は、その美しい銀色や職人による鬼瓦の細かい細工技術などを間近でご覧いただけます。床の間の展示は、日本でわずか3名しかいない銭湯絵師の最高齢者 丸山清人による作品です。銭湯絵を屏風に描く、初のアート作品となります。部屋を灯すのは、版画家 棟方志功の版画を行燈にした貴重な作品です。
・漁樵の間
「ねぶた大賞」などの受賞歴を持つ、ベテランねぶた師 竹浪比呂央による作品を展示します。「相馬太郎良門 妖術を修る」をテーマに青森ねぶた祭で実際に使用されたねぶたを更にリメイクし、インスタレーション化しました。絢爛豪華な華やかな部屋に展示された、約3.5mの大きなねぶたは圧巻です。
・草丘の間
滋賀県米原市の山間集落に拠点をおき、日々出逢う自然や動物をテーマに制作活動をし、切り絵を通して里山の魅力を発信している作家 早川鉄兵の世界。今回は部屋全体が様々な動物や魚たちが見え隠れする米原の里山に大変身します。
・静水の間
日本の伝統工芸品が大集合!漆や組子に七宝など、百段階段にもなじみの深い工芸品をはじめ、和のモチーフで作られたステンドグラス作品など
日本の匠の技術の詰まった様々な作品が、暗闇の中で美しく照らしだされます。ゆっくりと日本ならではの意匠をお楽しみいただける展示です。
・星光の間
造形作家 川村忠晴の「草木のあかり」は、自然の植物のそのままの素材と、小さな光を結び付けてつくる、柔らかで心地よい癒しの“あかり”をお楽しみいただけます。また、今回初出展となる照明作家 弦間康仁による作品は、アクリルライトを用いて夜の森を表現。透明感のある美しい光にご注目ください。
・清方の間
プロジェクションマッピングが初登場!九谷焼窯元「上出長右衛門窯」の作品です。同窯元で80年以上描き続けられている絵柄 “笛吹”が気持ちよく笛を吹いていると、それを邪魔するようにピアノやギターなどが表れて音を掻き鳴らしていく、ちょっぴりシュールなストーリー。磁器に絵付けされた青い染付を表現した色合いと、変わりゆく風景、そして巨大な湯呑に映し出された笛吹の表情の変わっていく様をお楽しみください。
・頂上の間
涼しげな真っ青なタイルが敷き詰められた部屋では“日本の涼”をお楽しみいただけます。天井に飾られたのは、500個の江戸風鈴。手作りならではの柔らかな音色と、短冊の代わりに今回用いた伊藤咲穂による“錆和紙”で作った葉っぱのモチーフは、風情を感じていただけます。また、部屋全面のいけ花は、創流80年を迎えた「一葉式いけ花」粕谷尚弘の作品。季節を先取りした秋の草花は、目で見て涼を感じることができます。
・8番目に位置する部屋
破却される前の大型ねぶたの彩色和紙を1枚1枚丁寧にはがし取り、インテリア照明として生まれ変わらせた作品です。またその他、7月28日(金)~8月6日(日)の期間限定で錦花池坊 加藤大樹とのいけ花とのコラボレーション展示もお楽しみいただけます。
・階段
石巻の新しい特産品として作られた「石巻こけし」が99段の階段に展示されます。自由な発想で制作する“『創作こけし』”の一種で、港町ならではのマリンカラーを基調としています。100体目は階段以外の場所にこっそり展示されているので、ぜひ見つけて楽しんでください。
・御手洗い
芸術家 仁志麻里恵によるネオンアート作品。かつて筍の名産地であった目黒の地からインスピレーションを受け、“竹”をイメージしたアート作品を展示しています。
・大門池(パブリックスペース)
様々な祭りのあかりが大門池を鮮やかに照らします。今年初出展となるのは、長崎県長崎市の「長崎ランタンフェスティバル」。迫力ある龍とその周りに飾られたランタンをお楽しみください。その他、秋田県「秋田竿燈まつり」は秋田市全町会の38個の町会の提灯が展示される他、岐阜県「美濃和紙あかりアート展」の入賞作品が柔らかなあかりで水面を照らします。
また、可愛らしい見た目が毎年人気の山口県柳井市「柳井金魚ちょうちん祭り」では、約200個の金魚ちょうちんが大門池を賑やかに彩ります。
◆写真撮影について
【好評の全時間帯・写真撮影可能】
昨年、初の試みとして好評を博した全時間帯・写真撮影可能サービスを今年も実施します。
通常撮影ができない文化財でのアート展を思う存分撮影いただけます。(フラッシュ・三脚・自撮りNG)
【SNSで無料キャンペーン】
和のあかり展2017の展示風景をSNS(Twitter、Facebook、Instagram)のいずれかに投稿して10いいねを獲得された方は2度目のご来場が無料になりなるキャンペーンを実施します。※投稿は百段階段内の撮影が対象
【企画展史上初!ミュージアム内でプロのカメラマンによる写真撮影サービス】
文化財での企画展史上初のプロカメラマンによる写真サービスを実施します。撮影を務めるのは日本最大級、約1,500名のプロカメラマンが所属する株式会社フォトクリエイト。
文化・イベント・スポーツなど、多種多様な領域で活躍しているプロのカメラマンが初の試みとしてアート展での記念の1枚を撮影いたします。
【1日10組限定!通常4,480円が2,000円に!フォトクリエイト初のアート展フォトサービスを記念した特別プランも発売】
文化財入場料(1,500円)と撮影1カットデータ(2,980円)がセットになった特別入場チケットを1日10組限定でセブンチケットにて販売致します。写真は人気の撮影1カットデータ(2,980円)をはじめ、2L版プリント(1,620円)でも対応可能です。
また、事前にチケットをご購入できなかった方も当日受付可能で1カット1,620円(2Lプリント)から承ります。(定員制)
<購入方法>
写真撮影のご希望があれば、無料で撮影ができ、後日インターネットにて撮影した写真を閲覧・購入いただけます。
<撮影実施日/全19日間限定>
●7月 15日(土)・16日(日)・17日(月)・22日(土)・23日(日)・29日(土)・30日(日)
●8月 5日(土)・6日(日)・11日(金)・12日(土)・13日(日)・14(月)日・15日(火)・16日(水)・19日(土)・20日(日)・26日(土)・27日(日)
全19日間限定
<和のあかり展とのコラボレーション企画>
◆Cafe&Bar「結庵」
レストランが幻想的な世界に大変身!「森のイルミネーション」
切り絵作家 早川鉄兵の作品が店舗の外に広がる森を幻想的に演出します。光るテントや、ランタンの中に、切り絵によって生み出された可愛らしい森の動物たちが姿を現します。米原の里山をイメージした「森のイルミネーション」を眺めながら楽しいお食事の時間をお過ごしください。また、同氏が活動拠点とする滋賀県米原市産、幻の高級魚「森のビワマス」の料理も数量限定で登場します。
<和のあかり展イベント概要>
展覧会名:アートイルミネーション
「和のあかり×百段階段展 2017 ~日本の色彩 日本の意匠~」
開催期間:2017年7月1日(土)~2017年8月27日(日)
開催時間:月曜日~木曜日 10:00~18:00(最終入館17:30)
金曜日~日曜・祝日 10:00~20:00(最終入館19:30)
夜の特別鑑賞ガイドツアー 18:15(受付) 18:30~19:30(見学)
その後食事 ※要予約
入場料 :当日券 1,500円、学生800円 ※全て1名料金(税込)
会場 :ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」
(東京都目黒区下目黒1-8-1)
お問合せ:03-5434-3140(10:00~18:00 イベント企画)
主催 :「和のあかり展」実行委員会
ホテル雅叙園東京・青森県青森市・青森ねぶた祭実行委員会・
秋田県秋田市・秋田市竿燈会・墨田区・すみだ水族館・
江戸川区東京都浴場組合・岐阜県美濃市・美濃市観光協会・
滋賀県米原市・山口県柳井市・柳井市地域ブランド推進協議会・
柳井金魚ちょうちん祭り協議会・長崎県長崎市
協賛 :東芝ライテック株式会社・大日本印刷株式会社
後援 :外務省・観光庁・目黒区・めぐろ観光まちづくり協会
販売窓口:【店頭】ホテル雅叙園東京、
ローチケHMV[ローソンチケット](Lコード:37555)、
セブンチケット(セブンコード:055-424)、JTB各店、
JTBレジャーチケット(商品コード:0246162/セブン-イレブン、
ローソン、ファミリーマート、サークルK・サンクス)
【インターネット】e+(イープラス)