MobiConnect DM Component(仮称)の特長
管理画面イメージ(サンプルWebアプリ)
*1:OMA Lightweight M2Mは、Open Mobile Allianceが策定するIoT/M2Mデバイス管理プロトコルです。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/132641/LL_img_132641_1.png
MobiConnect DM Component(仮称)の特長
■LwM2Mコンポーネントの概要
デバイス管理サービス「MobiConnect DM Component」は、少ないデータ量でCPUや消費電力に制限があるデバイスに対応した通信プロトコル(CoAP)と、OMA-LwM2Mによるデバイス管理を採用しています。4Gを使った高速通信はもとより、NB-IoT、LoRAなどのLPWAN(Low-Power Wide-Area Network)方式にも対応しています。
通常のインターネット回線の利用下においてもDTLS(データグラム・トランスポート・レイヤー・セキュリティー) によるセキュアな通信、LwM2Mを利用したデバイス管理システムを迅速に導入できます。また、閉域網などの専用回線の利用も可能です。
「MobiConnect DM Component」を採用することで、「通信コストが高い」「省電力デバイスに対応したい」「数百万超のデバイスを低コストで管理したい」「既存システムIoTデバイスを連携させたい」「セキュリティ対策が必須」といった、IoTの課題を解決します。
「MobiConnect DM Component」はサーバーコンポーネントとして提供、お客様がご利用中のM2M/IoTシステムや基幹システム側から「MobiConnect DM Component」のREST API(システムの呼び出しインターフェース)を操作していただくことで、LwM2Mを用いたデバイス管理が可能です。REST APIの操作により、デバイス登録、デバイス情報取得、位置情報取得、温度情報取得、ファームウェアアップデートの遠隔操作など、特定のネットワークや環境に依存せず、ご利用中のIoTシステムや基幹システム側との連携が簡単に実現できまた、通信コストを抑えながらセキュアに利用いただけます。
LwM2Mクライアントにつきましてはリファリンス実装版のクライアントが提供可能です。MobiConnect DM Component対応の標準機能を搭載済みのソースコード(JAVAによる実装、もしくはC言語による実装)となります。
■MobiConnect DM Component(仮称)の特長
1.セキュアな通信
LwM2Mコンポーネント~デバイス間の通信にはDTLSを採用することで、一般的なWeb通信と同等のセキュリティを実現しています。LwM2Mで利用可能な「Public key」「Pre Shared Key」「X.509」の各証明書の形式に対応しています。
2.圧倒的に少ないデータ量
LwM2Mコンポーネント~デバイス間の通信にCoAP(Constrained Application Protocol)を利用することでトラフィックを削減、デバイス側の電力消費を最小限に抑えることが可能。
3.相互運用性
LwM2Mオブジェクト、IPSOスマートオブジェクト*2に対応し、セキュリティ、アクセス制御、デバイス管理、接続状態、ファームウェアアップデートなど、多様なデバイス管理をサポートしています。
*2: IPSOスマートオブジェクトとは、IPSO Alliance(IPSO)が策定するオープンなIoT向けオブジェクトです
4.導入のしやすさ
「MobiConnect DM Component」は、クラウドサービスもしくはオンプレミスで提供可能です。
パッケージにはLwM2Mを短期間かつ少ない作業で導入できるよう、サーバー向けコンポーネント本体に加え、ドキュメント、APIリファレンス、リファレンス実装クライアントのソースコードがセットされているため、LwM2MやCoAPを簡単に低コストで導入することが可能です。
また操作はAPI化されているため、LwM2MやCoAPを理解するための学習コストを削減することが可能です。
■管理画面イメージ(サンプルWebアプリ)
https://www.atpress.ne.jp/releases/132641/img_132641_2.png
■概要
サービス名: MobiConnect DM Component
URL : http://www.yourinventit.com/
提供形態 : クラウドベース、オンプレミス