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HTAi(2017年6月17日-21日開催、@ローマ)にて「慢性疼痛患者のPHRを用いた症状管理と薬物療法選択での有用性」について発表



慢性疼痛の自己管理用PHRツール「いたみ連絡帳」


結果および考察

Milliman, Inc.(以下 ミリマン)および株式会社ウェルビー(東京都中央区、代表取締役:比木 武、以下 ウェルビー)は、2017年6月17日より開催のHTAi(Health Technology Assessment International Annual Meeting, Rome, Italy)において、「Relation Between Pain And Treatment/Activity Based On Mobile App Data」の演題にて発表を行いました。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/131820/LL_img_131820_1.jpg

慢性疼痛の自己管理用PHRツール「いたみ連絡帳」





昨今、患者自身による症状や治療についての記録ツールとして多くのモバイルアプリケーションが開発・普及しており、これらのアプリケーションにより患者の自己管理による症状の改善や、治療方針決定における医療者と患者の効果的なコミュニケーションを実現するものと期待されています。今回は疼痛管理の患者自己管理用PHRツール(Personal Health Record、以下 PHR)により、身体上の痛み、治療履歴、身体症状、及び身体活動について記録を行うことで、取得された記録データから痛みと治療履歴、身体症状の関係を明らかにしました。なお、調査にあたっては、708名の慢性疼痛治療患者を対象に、ウェルビーのPHRアプリ「いたみ連絡帳」( https://itami-renrakucho.welby.jp/ 、以下 対象アプリ)が使用され、データ分析はミリマンが行いました。



本調査の結果から、対象アプリからのデータ分析により、データ上の痛みの程度と治療履歴との間の傾向を示すことができ、他の臨床データとの組み合わせによる更なる患者特性の把握や、薬剤含めた治療選択への貢献、治療効果検証の可能性が観察されました。



今回の調査の主な結果は以下の通りです。



■データソース

(1) 疼痛と治療履歴(薬物療法):

●治療介入と疼痛の相関について、薬物療法の頻度・タイミングと、痛みの程度(0-10の定量スコアを使用)の分析を実施。

●治療介入(薬物)の前後の痛みの程度について、連続する2点の測定データ(t0,t1)の変化を分析。

(2) 疼痛と身体活動:

●痛みの程度による身体活動の可否についての相関をデータ分析。





■分析方法

●データ収集期間:2015年12月25日―2016年12月9日

●分析項目 :痛みの程度痛みの程度(0-10,low<high;朝/昼/夜/就寝前)

服薬タイミング(朝/昼/夜/就寝前),身体活動状況/活動可否





■結果および考察

708名の慢性疼痛治療患者を対象の調査の結果から、対象アプリからのデータ分析により、データ上の痛みの症状と治療履歴との間に傾向を示すことができ、他の臨床データとの組み合わせによる更なる患者特性の把握や、薬剤含めた治療選択への貢献、治療効果検証の可能性が観察されました。





■会社情報

◇ミリマンについて

ミリマンは保険数理および関連製品/サービスの世界有数のプロバイダーであり、健康保険、生命保険、損害保険、金融サービス、従業員福利厚生についてコンサルティング・サービスを提供しています。ミリマンは、世界中の60を超すオフィスに3,400名を超える従業員を擁するグローバル企業として、アフリカ、アジア、オーストラリア、南北アメリカ、ヨーロッパそして中東の全ての主要マーケットにサービスを提供しています。これまで60年以上の間、卓越した専門性、ピアレビュー、そして客観性を追究する厳格な基準こそが、今日の独立系数理コンサルティング会社のリーダーとしてのミリマンを創り上げています。ミリマンの詳細は下記ウェブサイトをご参照ください。

●URL: http://jp.milliman.com/



◇株式会社ウェルビーについて

ウェルビーは、PHR(Personal Health Record)サービス提供企業として、慢性疾患の患者さんを対象とする、治療支援デジタルサービスの企画・開発・運用をしています。

提供するPHRサービスの一つ「Welbyマイカルテ」は、糖尿病などの患者さんを対象に、血糖値や血圧などの自己管理を支援するスマートフォン向けアプリです。医療機器メーカーと連携することで、各計測機器のデータをアプリへ反映するなど、治療支援のためのPHRサービスとして利用されています。また、大手製薬企業と共同で企画し、ウェルビーが運営するPHRサービスも数多くあり、糖尿病やがん系疾患、中枢神経系領域など、幅広い領域でPHRサービスを提供しています。

ウェルビーは、2011年からPHRサービスを提供するノウハウを活かし、医療機関、製薬・医療機器メーカーと患者さんをつなぐPHRサービスの総合プラットフォームとして、日本のPHRサービスをリードしています。



●社名 : 株式会社ウェルビー

●代表者 : 代表取締役 比木 武(ひき たける)

●本社所在地: 東京都中央区日本橋本町3-8-3 東硝ビル5階

●設立年月日: 2011年9月

●事業内容 : 患者向け治療支援デジタルサービス(PHR)の企画・開発・運用

●URL : https://welby.jp/

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