デザイン墓石「壇」
線香をあげる香皿部分
構造図・分解イメージ
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/131665/LL_img_131665_1.jpg
デザイン墓石「壇」
従来お墓とは、ご先祖様の時代から長年暮らしている土地に建て、子や孫の世代へと受け継ぎ代々守っていくというのが一般的でした。しかし近年では、核家族化、地方の過疎化、生涯未婚率の上昇などライフスタイルの変化に伴って、お墓の継承に関する悩みをもつご家庭が増えています。
「墓じまい」という言葉も生まれ、跡取りがいなくなっために実家のお墓を撤去したり、自分達のお墓を建てないという選択肢までもが広まりつつある中、移設しやすい構造の墓石を開発することで、ご家族がずっとお参りできるお墓を目指しました。移設しても石材が傷むことなく同じ墓石を使用できるため、買い替えの必要もなく、永年に亘って墓石を家族に受け継ぐことが出来ます。
■生活拠点に合わせてお墓の引越し
遠方の故郷に中々帰省できず、お墓参りができていない、掃除や管理が行き届いていない、というお悩みをもつ方が大変多く、実家のお墓をお住まいの近くに移転させるご家庭が年々増えています。
「壇」は移設工事のしやすさを前提としたつくりですので、移設の際に墓石を廃棄したり、作り変えたりせずに再利用できるメリットがあります。
■接着剤を使用せず分解しやすい
デザイン墓石「壇」は、ボンドを使用せずに建てることができ、容易にパーツの分解・再建立が可能です。
通常の墓石は、複数の石材パーツをボンドで張り合わせて構築されていますが、堅固に仕上がる反面、簡単には分解することができないので、お墓の引越し(移設)の際は石材を傷めることになってしまいます。
「壇」は、石材が重なり合う部分をしっかりと噛み合う形状に設計することで、ボンドを使用せずに建立することができ、お墓を移転する際にも墓石を繰り返し使える仕組みです。
骨壺を納めるスペースの蓋が前方に配されており、この部分のみをコーキングで留めて開閉可能にしています。
■五重塔をイメージした歴史を感じるデザイン
奈良時代前期から国内に現存する「層塔」をモチーフにした形状で、平成24年に当社が修繕工事を行った 「源頼朝の墓」に着想を得て、新たな五重塔型の墓石としてデザインいたしました。
層塔は、建築としての仏塔のみならず、石造りの墓石としても全国的によく見られる形です。
■墓石の仕様
寸法 :間口900mm×奥行900mm×高さ646mm
材質 :石碑/MU(インド産花崗岩)
花筒・香皿/ステンレス(黒メッキ処理)
販売価格:135万円より(税別)
【石長(いしちょう)について】
当社は創業四百年を超える石材店として「お墓」という日本古来の伝統的文化を守りながらも、現代社会のライフスタイルに合わせたオリジナルデザイン墓石を創り続けています。2015年には、当社オリジナルデザイン墓石「水庭」(すいてい)がグッドデザイン賞を受賞した実績があります。
【会社概要】
会社名 : 株式会社 石長
所在地 : 〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町2-14-8
代表 : 代表取締役 杉山 洋一
創業 : 慶長9年頃(1604年頃)
設立 : 昭和39年(1964年)
資本金 : 3,000万円
事業内容: 墓石販売及び施工・墓地のご案内・石工事全般
URL : https://www.ishichou.co.jp/
【壇(だん)ご購入に関するお問い合わせ先】
株式会社 石長
TEL : 0120-09-1482
E-mail: toiawase@ishichou.co.jp