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歯科医療分野にAIを活用 歯科用CADのプログラムを開発、特許出願 1歯20秒程度で歯科技工物をデザイン



歯をデザインする過程におけるメッシュ構造図(1)


歯をデザインする過程におけるメッシュ構造図(2)


AIでデザインした補綴物を支台歯に当てはめるシミュレーション図


AIが出力した補綴物デザイン(出力途中)

DSヘルスケアグループのデンタルサポート株式会社(所在地:千葉県千葉市、代表取締役社長:清水 睦博)は、株式会社9DW(所在地:東京都港区、代表取締役:井元 剛)の協力のもと、歯科技工物(補綴物)をデザインする歯科用CADにAIを用いたプログラムを開発し、本件に関する特許出願をいたしました。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/131512/LL_img_131512_1.jpg

歯をデザインする過程におけるメッシュ構造図(1)







■1歯20秒程度で欠損部分に適合する歯のデザインが完成

歯の欠損部分を補うための歯科技工物(補綴物)の製作手段の一つとして、患者の口腔内から採得した型をデジタルデータに置き換えて、歯科技工士がパソコンの画面上でデザインをし(CAD)、工作機械で歯の形状を自動で削り出す(CAM)というデジタル化が急速に浸透しつつあります。しかしながら1歯あたりデザインに15分程度時間がかかる事が課題となっています。

歯の形状及び大きさは、患者固有のものであり、単一のパターンを当てはめることはできません。そこで、AIに1万パターンの症例を学習させ、自動出力プログラムを開発することにより、大幅な作業時間の短縮が可能となりました。

プロトタイプの開発が終了し、現在実用システムの本開発を行っており、2017年の秋に完成予定です。





■日本の歯科技工物のグローバル展開を視野に

DSヘルスケアグループは医療の産業化を提唱し、そのための第一歩として歯科技工のグローバル展開を進めています。従来「模型」という現物をやり取りしていましたが、ダイレクトに口腔内をスキャニングする「口腔内スキャナー」がこれからは主流になってくる見込みです。歯科技工物の製作過程がデジタルデータに置き換わることにより、世界の流れが変わります。

歯科技工のデジタル化に対応し、先駆けてシステムを構築していくことが、日本の歯科技工物がグローバル展開し、世界のシェアを獲得するために欠かせないファクターだと考えています。





■デンタルサポート株式会社

訪問歯科診療サポート、歯科技工、医科の訪問診療(在宅医療)サポート、介護事業等を運営。訪問歯科診療サポートにおいては、北海道から九州まで全国に展開。ひと月に6万回以上の診療をサポートしている実績を存分に活かした、啓発活動、情報発信を行っています。

DSヘルスケアグループの海外展開としては、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイにて、医科・歯科併設のクリニック「SAKURA Medical and Dental Clinic」を開設。2015年12月にはミャンマーに歯科技工サービスを提供する子会社「DS SAKURA Dental Services」を設立いたしました。アジア、中東を中心に活動をしています。



本社所在地 : 千葉県千葉市美浜区中瀬1-3 幕張テクノガーデンD棟17階

設立 : 1989年(平成元年)5月

資本金 : 1億円

代表者 : 代表取締役社長 清水 睦博(歯科医師)

ホームページ: http://www.dentalsupport.co.jp/





■株式会社9DW

AIシステムオーダー受注を行う。「複数種類データの同時解析を主としたシステムの認知力向上」を特徴とするオリジナル汎用型AIコアシステムを保有し、様々な分野のデータを解析学習してその分野に特化したAIシステムを提供しています。



本社所在地 : 東京都港区六本木5-9-20 六本木イグノポール3F

設立 : 2016年(平成28年)3月

資本金 : 4,160万円(資本準備金含む)

代表者 : 代表取締役 井元 剛

ホームページ: http://9dw.jp/

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