夕日受けて飛ぶ飛行船
自律飛行旋回1
自律飛行旋回2
自律飛行旋回3
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/129642/LL_img_129642_1.jpg
夕日受けて飛ぶ飛行船
スペースランド技術研究組合: http://slj-spaceland.com/index.html
■ロボット飛行船の特徴
・低速、定点滞空、長時間飛行が可能
・人の密集した地域でも飛行許可が取りやすい
・搭載するペイロードが比較的大きい
・主に浮力で浮いているため、不時着時でも安全性に優れている
・機体が大きく、人の目に付きやすいためPR効果に優れている
■活用例
従来から行われている飛行船の船体を利用した宣伝広告をはじめ、自律航行による広範囲な飛行を活かした以下のような活用例が考えられます。
(1)防災/環境監視システム
・遭難・被災者の位置確認 :カメラによるモニタ、音声収集、音声での問いかけ
・警備・監視 :可視・赤外線カメラなどによる侵入者の監視
・空中モニタリングシステム:放射線量計測などのモニタ
・環境監視 :不法投棄、湖の汚染状況などの監視
・点検 :橋梁、プラント、大規模施設の点検
(2)広告宣伝
・広告飛行:広告幕を付けての飛行、夜間照明での飛行
・空撮 :プロモーションビデオなどの撮影
(3)放送
・スポーツ中継:ゴルフなどの上空からの撮影・リアルタイム配信
(4)測量
・各種測量:土木測量、森林測量・地形調査など
(5)その他
・各種研究用プラットフォーム:通信、制御、センサ開発など
空中移動体での実証実験
■現在スペースランド技術研究組合が保有している12m級ロボット飛行船の仕様
型式 :ロボット飛行船
全長 :12.8m
胴体最大幅:3.6m
最大重量 :82.8kg(搭載可能ペーロード重量:+6Kg)
最高速度 :16m/sec
巡航時間 :2時間
推進器 :推力偏向機構付きプロペラ×2
動力 :FujiInvac BT-86Bレシプロエンジン×2
燃料 :ガソリン15.2L(満載)+2stエンジンオイル
飛行制御 :リモコンによる目視遠隔操縦
または搭載飛行制御計算機による自律飛行