図1 改札通過時
図2 KIOSK利用時
TransferJetコンソーシアムでは、本規格をベースにした新たな高速近接通信技術“TransferJet X(トランスファージェット エックス)”の策定を進めます。TransferJet X搭載の機器が普及することで、従来のモバイルネットワークを補完し、かつ将来のモバイルトラフィック状況が改善されることが期待されます。また、新しいアプリケーションやサービスの創出にも貢献して参ります。
なお、TransferJet Xに対応したSoC(System on a Chip)については、高速近接無線技術研究組合(所在地:東京都台東区、組合員:ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社・日本無線株式会社)にて開発中です。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/129082/LL_img_129082_1.jpg
図1 改札通過時
■仕様
キャリア周波数 :60GHz帯
最大転送速度(SISO*):13.1Gbps 256QAM
接続時間 :2msec以下
通信トポロジー :1対1双方向
*SISO: Single-Input、Single-Output
■TransferJetコンソーシアムについて
TransferJetコンソーシアムは2008年、TransferJet技術を適用した幅広いアプリケーションを開発するという共通の目標の下、国際的な企業が集まり設立されました。規格策定、コンプライアンステストプロセス、ツールの開発のほか、TransferJetの概念、技術、アプリケーション、サービスを促進するためのマーケティング活動を行っています。またTransferJet規格はISO/IEC 17568にも登録されています。
TransferJetコンソーシアムではAdopter会員を随時募集しています。団体の活動や加盟方法など、さらに詳しい情報はホームページ( http://www.transferjet.org/ja )をご覧ください。
*TransferJetおよびTransferJetロゴは、TransferJetコンソーシアムの商標です。