講師:宇於崎裕美
アカウンタビリティ(説明責任)が厳しく求められる現代、医療事故や職員不祥事等問題が起きたときのクライシス・コミュニケーションは、医療機関にとっても重要なリスクマネジメントの一環です。しかし、実際には、マスコミ対応やネット対策について準備をしている医療機関はほとんどありません。そのため、事故・事件が起きたとき、事実関係が正確に報道されず、ネットで風評が広がり、患者やその家族だけではなく社会全体から誤解やバッシングを受けてしまうケースも多く見られます。
このような状況を踏まえ、本セミナーでは、医療機関の経営者、事務長あるいは広報担当者を対象に、リスクマネジメントの基礎から、テレビ、新聞、週刊誌等のマスコミ対応やネットのSNS対策まで、事例を交えて解説します。さらに、実践的な対応技術の習得を目指し、記者発表用資料の作成や模擬緊急記者会見も行います。詳細は下記のとおりです。
記
医療機関向け 問題発生時のクライシス・コミュニケーション セミナー
~基礎からマスコミ&ネット対応まで~
・対象 : 医療機関の経営者、事務長、広報担当者
・日時 : 2017年8月25日(金)10:00~17:00
・場所 : 厚生会館 東京都千代田区平河町1-5-9
・参加費用: 会員1名26,000円、一般1名29,000円(いずれも税込)
・詳細URL : http://www.e-sanro.net/iryo/i_seminar/i_seminar01/cs170825/
あるいは http://www.e-sanro.net/jinji/j_seminar/j_seminar03/sris170825/
・本セミナーについてのお申し込み&お問い合わせ先:
産労総合研究所付属 日本賃金研究センター セミナー事務局
電話 : 03-5319-3628
FAXフリーダイヤル: 0120-73-3641
E-mail : cnt01@sanro.co.jp
【講師略歴:宇於崎裕美(うおざきひろみ)】
広報&危機管理広報コンサルタント。エンカツ社代表取締役社長。横浜国立大学工学部安全工学科卒。つくば科学万博、リクルート、電通バーソン・マーステラ等勤務を経て1997年有限会社エンカツ社を設立。国内外の官庁、企業、大学等において広報・PR、リスク・コミュニケーション、クライシス・コミュニケーションに関するコンサルテーションならびに研修を実施。現在、東京消防庁 広報広聴アドバイザー。公益財団法人東京防災救急協会「外国人を対象とした効果的な応急手当・救急需要対策普及啓発教材のあり方等に関する調査研究検討会」委員、総務省消防庁消防大学校講師。安全工学会、失敗学会、日本広報学会 会員。日本リスクマネジャー&コンサルタント協会認定上級リスクコンサルタント。
著書:『不祥事が起こってしまった! ―企業ブランド価値を守る― クライシス・コミュニケーション』(経営書院)、『クライシス・コミュニケーションの考え方、その理論と実践』(経営書院)、『人と組織の心理から読み解くリスク・コミュニケーション』(共著 日本規格協会)等
e-ラーニングプログラム:「個人情報漏えい発生直後3日間でやるべきこと一覧」(インターネット通信教育サイト「いいまなぶ」 https://www.emanabu.jp/ )
【産労総合研究所付属 日本賃金研究センターとは】
株式会社産労総合研究所は1938年設立された雇用・賃金・育成・福祉に関する専門情報誌を発行する出版社。定期刊行誌「病院羅針盤」「医事業務」「看護のチカラ」、単行本『2017年版 病院賃金実態資料』『交渉力アップで看護部を変える、病院を変える』『今日の患者トラブル、対応とリスク管理の心得』等を発行。1970年付属機関「日本賃金研究センター」を設立し、人事・賃金・能力開発等のセミナー開催、コンサルティングを実施。
URL: http://www.e-sanro.net/
【有限会社エンカツ社とは】
1997年設立。“円滑”なコミュニケーションとビジネスを実現するコンサルティング会社。専門は広報とマーケティング、リスクマネジメント、危機管理広報等、コミュニケーション活動全般に関する問題解決。
URL: http://www.enkatsu.jp/