MT LINK 保険業界へ進出
InsTechとは、保険サービス(Insurance)とテクノロジー(Technology)の造語で、ITによる保険業界の新しいサービスの登場が期待されている分野です。今回のコンテストでは、国民のQuality of Lifeの向上や健康寿命の延伸につながる新しい保険商品・サービスを創出することを目的に開催され、多数の応募があった企業の中からファイナリスト8社に選ばれ、最終審査において優秀賞に選出されました。
弊社の発表に対して、既にフィンテック業界で実績をあげたデータアグリゲーション技術をベースに、自社の人工知能を使い保険商品の選択に紐づく医療費、保険費、年金などの支出を分析し、将来のライフシミュレーションをわかりやすくビジュアル化することで、利用者にとって最適な保険の選択をできる点を評価いただきました。
弊社の金融インフラプラットフォーム「MT LINK」は、従来の広告収益型ビジネスモデルと一線を画し、利用者に対してサービスのセキュリティー維持、プライバシー保護、透明性を徹底しているため、その点を高く評価され、金融・会計業界をメインに、現在21社が採用しています。
このコンテストの受賞によって、第一生命・かんぽ生命・NTTデータとの協業への機会を副賞としていただき、今後は新たに保険業界へ注力していく所存です。
サービスの外部提供を開始してから約2年が経ち、大手会計ソフトウェア会社、メガバンク、トップクラスの地方銀行などが採用したことにより、「MT LINK」は業界最大手の金融インフラプラットフォームとなりました。
お金に関わる事業領域であれば全て対応できる「MT LINK」の柔軟性を最大限に生かして、利用者にとってさらに有益なサービスを提供していきたいと思います。
参考資料
・『豊洲の港から』InsTechオープンイノベーションビジネスコンテストについて
http://oi.nttdata.com/instech
・報道発表資料
http://www.jp-life.japanpost.jp/aboutus/press/archives/pdf/pr20170323.pdf
【マネーツリーについて】
2012年に、人々とお金のあり方を劇的に変えることをミッションに日本で起業。2013年より、銀行、カード、電子マネー、マイル・ポイント、証券を自動で一括管理する個人資産管理サービス「Moneytree」を提供し、AppleのBest of 2013、Best of 2014を2年連続で受賞。2015年より、金融インフラプラットフォーム「MT LINK」を開始し、三大メガバンク系ファンドから一斉に投資を受け、IBMおよび米MasterCardの公式パートナーとして選出される。日本国内に限らず、大きくビジネスを変え、もっとも信頼されるユニバーサルなプラットフォームを目指す。
【MT LINKについて】
MT LINKは、国内2,600社以上の銀行口座(個人、法人)、クレジットカード、電子マネー、マイル・ポイントカード、証券口座の金融データを標準化し、APIとして提供することで、既存のシステムとシームレスに接続。IBMのBluemixと初の公式ファイナンスAPIとして連携し、会計、金融、不動産賃貸管理、自動車整備、経費精算、請求書発行、資産運用などの領域で、顧客に新しい価値を提供する金融インフラプラットフォーム。利用しているMoneytreeと同じアカウント情報で、MT LINKと連携しているサービスへ自身の情報にアクセスができるという利便性、業界最高水準のデータ更新スピードとプライバシー保護方針、また業界での中立性が評価されている。現在、弥生、TKCなどの大手会計会社、みずほ銀行、三井住友銀行などのメガバンク、地方銀行、セールスフォース・ドットコム、オラクル、カシオなど合計21社以上に提供している。
【会社概要】
会社名 :マネーツリー株式会社
代表取締役:ポール チャップマン
資本金 :13.3億円(資本準備金を含む)
設立日 :2012年4月23日
【サービス】
「Moneytree」個人資産管理アプリ
https://moneytree.jp
「Moneytree Work」経費精算、法人口座用モバイルデータアグリゲーションサービス
https://moneytree.jp/work
「MT LINK」企業向け金融インフラプラットフォーム
https://link.moneytree.jp