公演にむけて稽古に励む
演技について話し合う様子
「七一年目の桜」は、第二次世界大戦終戦後のドイツ・ヴリーツェン市で、伝染病治療に尽力した八王子市出身の医師・肥沼 信次博士の生涯を描いた演劇公演です。
■「七一年目の桜」について
本公演は博士の71回目の命日にあわせて行い、献身的な治療で多くの命を救った博士の功績を演劇で伝えることを目的に、創価大学をはじめ市内の大学等に通う学生で構成される演劇グループ「劇衆オの組」(代表:創価大学文学部2年 福地 海斗さん(沖縄県宜野湾出身・宜野湾高校))が企画・制作・演出するものです。また、同日には、ヴリーツェン市にある八王子市出身の医師・肥沼 信次博士墓所で慰霊式が開催され、「Dr.肥沼の偉業を後世に伝える会」をはじめ、多くの八王子市民から集まった5,700羽を超える千羽鶴が八王子市から届けられる予定です。
八王子市では市制100周年記念事業として、博士のゆかりのヴリーツェン市との間で海外友好交流協定の締結準備を進めていることから、今回の演劇公演では八王子市、八王子市教育委員会、Dr.肥沼の偉業を後世に伝える会の後援を受けています。当日は、小ホールでの演劇とあわせて会場エントランスには博士に関するパネル展示も開かれます。
代表を務める福地さんは、「多くの人の命を救った八王子市出身の肥沼博士の功績を知っていただくとともに、演劇を通して苦悩や喜びといった人間的な側面を表現したいと考えております」と語りました。
■演劇公演「七一年目の桜~肥沼信次慰霊イベント~」
日時 :2017年3月8日(水)12時30分開場 13時開演
会場 :八王子市芸術文化会館 いちょうホール小ホール
(288名収容)
所在地 :〒192-0066 東京都八王子市本町24番1号
企画制作・出演:劇衆オの組
後援 :八王子市、八王子市教育委員会、
Dr.肥沼の偉業を後世に伝える会
※入場券は完売しております。
■劇衆オの組 プロフィール
2016年、八王子市の学生を中心に結成。企画制作・運営・出演の全てを学生が行う。
・Twitter : https://twitter.com/o_no_g
・Facebook: https://www.facebook.com/onogumi/