昇華染料蛍光インクのIJ化
淡色への昇華染料IJ印刷
自社での色材からのインク開発
なお、自社製のインクジェットインクは印刷にも使用しますが、インクジェットインクとしても販売していきます。
美一色
https://www.be-ishiki.jp/
当社は微粒子ナノサイズ分散技術(微粒子径：50～100nm)を用いて高品質なインクを研究開発・製造しています。自社で物理化学的なアプローチができる学士・修士・博士研究員が研究開発・製造しているため、色材の微調整・蛍光インクジェットインク(プリンタ検討中、近日対応可能)・淡色のシャツ向けに印刷可能な特殊インク開発なども行い印刷に用いています。
また、色材の検討からオリジナルインクを自社で開発し印刷に用いる、色材生産から印刷までの一貫体制は世界初です。今後はさらにメタリック調の捺染印刷用インクジェットインクなども検討する予定です。自分が実現したい色を出したいとこだわりを持つプロのデザイナーの方々にも満足してもらえるような印刷サービスを目指しています。
1．自社で研究開発、製造しているインクジェットインクを昇華染料捺染印刷で使用。色材の検討からオリジナルインクを自社で開発し印刷に用いる、色材生産から印刷までの一貫体制は世界初
2．白色だけでなく淡色のTシャツにも昇華転写印刷可能
3．インクの色材を変更しないと実現できない微妙な色相の調整をした印刷をスピーディに実現
4．捺染用の昇華染料蛍光インクジェットインク印刷も検討中
■昇華染料印刷とは
昇華染料印刷とはプリント技術の一つで、インクジェット方式の昇華転写印刷法では、昇華型分散染料インクをインクジェットプリンタで転写紙に鏡像印刷し、その転写紙の印刷面を転写素材の転写面に合わせて、熱転写機にて、170℃～190℃の高温と圧力を加えることにより、気化したインクが被転写物の分子構造に入り込み染色します。繊維に直接染料分子が入り込み化学結合するため、粒子をバインダーで固着させるだけの顔料捺染インクよりも物理的な力に対して堅牢になります。また直接昇華プリントは、昇華染料インクで直接プリント可能な前処理済みポリエステル生地にプリントし、熱を加えて発色させる方式です。転写紙を介さないので、転写紙の廃棄処分に要する手間とコストの削減ができます。
■美一色のインクジェット方式印刷について
Tシャツやエプロンなど、布地への印刷は主にシルクスクリーン印刷とデジタル印刷に分かれます。シルクスクリーン印刷はそれぞれの色において製版、多色印刷となりどうしても製版代がかかってしまいます。それに対して、インクジェット方式の昇華転写はデジタル印刷技術のため製版は不要で、一枚でも転写できます。
美一色が採用しているインクジェット方式は、フルカラー印刷や個性的な印刷サービスに非常に適しています。Tシャツ、ユニフォーム、水着、衣装、ユカタなどの布生地のみならずマグカップ、ビールジョッキ、お皿、水筒、コースター、マウスパット、名刺ケース、スマホケース、タイル、マグネットマット、アルミ、ガラスや金属など、様々な素材を被転写物とできるので、表現の幅が広がります。
■美一色のインク性能について
美一色のインクは素材の内部構造に入り込むため、優れた耐擦過性と耐水性を実現。成果物の摩擦堅牢度と洗濯堅牢度は、繊維検査機関におけるJIS規格品質基準の4-5級(5段階、一般的なシャツ類品質基準は3-4級)をクリアしているため、洗浄・洗濯を繰り返し行う商品でも安心してお使いいただけます。
ヨーロッパやアメリカのファッション界から確固たる信頼を獲得したインクジェット技術のデジタルなクリエイティブパワーにより、衣料向けのテキスタイル印刷業界はより繊細な表現が求められ、さまざまな素材に対して前処理と後処理工程で高い技術が求められます。デジタルプリントはデザイナーのアイデアを素早く具現化し、従来のスクリーン捺染ではむずかしい多色表現やグラデーション表現を可能にします。
美一色ではテキスタイルサンプルをはじめとするショー衣装などの1点ものから量産品製造まで、プリンターで自由に新時代のテキスタイル・アパレルシーンを創造しています。美一色はテキスタイル・アパレル業界が求める幅広いニーズにお応えします。
