freee株式会社
(※)Site Reliability Engineeringの略。運用管理がビジネスに与えるインパクトを見据え、サービスの安定性、信頼性向上のためあらゆる方法を開発する体制。Google・Facebookなど、海外の先進的企業での取り組みが注目を集めています。
昨今、クラウド環境をベースに運用されるクラウド型アプリケーションがWebサービスの主流になり、IT運用の概念が大きく変わりつつあります。ビジネスは常に変化が求められるため、クラウド型アプリケーションには、小さな変更を短い開発サイクルで連続的に行い、即時配備する反復的な改善が必要です。そのため、古くからIT運用の要となっていた計画的な要件定義や運用手順とは正反対の運用が要求されます。そのような背景からクラウド主体のIT運用のためにSREという新しい概念が生まれました。デジタルトランスフォーメーションで先行する欧米では、SREによりサービスの信頼性向上に注力することでビジネスの収益・ブランドを支える取り組みがすでに広まっています。
一方、日本ではクラウド環境においても従来型のIT運用が踏襲されているケースがほとんどであり、SREは黎明期にあります。そのような状況下、freeeは日本におけるSREの先駆者として新しいステージへ挑戦し続けています。そこで日商エレは、freeeの持つSREに関する実績と知見および課題を吸収し、SREのアウトソーシングサービスを開発。日本におけるSREアウトソーシングの先駆者として、今後デジタルトランスフォーメーションの進展とともに人材が枯渇すると予想されるSRE需要に応えます。
日商エレは、すでにNew RelicやStackStorm(Brocade Workflow Composer)といったSREのための運用支援ツールを提供しています。日商エレとfreeeは、これらツールおよびSREアウトソーシングサービスの共同実証実験を行い、実験の成果は、両社のビジネスのさらなる発展のため活用していきます。また、両社は、それぞれの強みやエコシステムを生かし、さらなる事業共創も進めていきます。
■freeeについて
freeeは、2012年に創業し、翌2013年3月に「クラウド会計ソフト freee」をリリース、その後「クラウド給与計算ソフト freee」はじめラインナップを拡充。
「クラウド会計ソフト freee」は、クラウドサービスとして提供され、複式簿記の知識がなくとも活用が可能、またAIによる自動化によって効率化も実現しています。
請求書の作成や売掛金の管理など、会計に関する業務がオールインワンで使える強みを生かし、個人事業主や小規模の事業者を中心に導入が進んでおり、
現在60万事業所が利用登録、同分野ではシェア40%強(※)を有する圧倒的な存在となっています。
詳細は、Webサイト https://www.freee.co.jp/ を参照ください。
(※)株式会社デジタルインファクト調べ
■日商エレクトロニクスについて
日商エレは、双日グループのICT中核事業会社として、世界の最先端技術やビジネスモデルを発掘し、競争力あるユニークな製品・サービスとして提供しています。また、数々の国内初のビジネス具現化の実績、豊富な経験や技術力をベースに、「Your Best Partner」としてお客様のニーズに最適なソリューションやサービスを提供しています。
■会社概要
商号 : 日商エレクトロニクス株式会社
代表者 : 代表取締役社長 岡村 昌一
所在地 : 〒102-0084 東京都千代田区二番町3-5 麹町三葉ビル(受付6F)
設立 : 1969年2月24日
事業内容: 情報通信設備、
IT基盤をはじめとする国内外の最新鋭ソリューションの提供、
ならびにそのシステム構築、保守、運用、
監視などのサービスの提供。
資本金 : 143億3,687万5,000円
URL : https://www.nissho-ele.co.jp/index.html
*記載されている会社名、製品名は、各社の商標、もしくは登録商標です。