2015年技能五輪全国大会 銅賞
2014年技能五輪全国大会 銅賞
2013年技能五輪全国大会 銀賞
2012年技能五輪全国大会 銀賞
当社では、鳶職としての伝統文化から最新技術に至るまで、社員が多様かつ高度な技能を習得できるよう全面的にサポートしており、若手の人材育成に尽力しております。
会社URL : http://www.kurisu-k.co.jp/
関連企業URL: http://www.kurisu-c.co.jp/
【当社が若手育成に尽力する背景】
社会的背景として、鳶職の成り手が減っているという現状がありますが、鳶職は「(1)高度な技能士」であり「(2)伝統文化の継承者」という側面もあります。
次世代足場「ファステック(※1)」保有数や、職人の1日の稼動数が県内トップである当社にとって、「(1)高度な技能士」の育成は必須です。若手の段階から他社では得られない高度な技能を習得することで、業界をリードする技能士として育成し、工事現場における安全管理の向上にもつなげることが可能です。
また、江戸時代から続くとされている火消鳶の伝統文化を、途絶えることなく次世代へと引き継いでいきたい、という想いから、当社では「(2)伝統文化の継承者」として、積極的に県内の公式行事や、地域のイベント等に参加することで、一般の方にも伝統文化に親しんでいただきたいと考えております。
(※1) 職人の安全に考慮して設計、開発された新設計の足場のこと。
【技能五輪全国大会への出場について】
当社では、社員の技能修得やモチベーションアップのため、各種技能大会への出場を積極的に支援しています。2016年大会には、大海 怜央(22歳)が「技能五輪全国大会」の「とび」職種に出場予定です。
当社では、2012年「技能五輪全国大会(長野県大会)」とび職種競技にて銀賞を受賞しました。翌年の2013年も銀賞、2014年は銅賞、そして昨年の2015年も銅賞を受賞し、同大会において、当社は4年連続受賞記録を達成することができました。
・大海 怜央コメント
「とび職の力強さと俊敏な身のこなしに魅力を感じて、先輩の紹介でこの会社へ就職しました。大会への出場が決まった時は、金賞を受賞したいという熱い気持ちと、入賞できるのだろうかという不安な気持ちで、普段の業務もこなしながら練習に励んでいます。今年初めて出場するのですが、何が何でも連続受賞記録を維持したいと思います。」
【「技能五輪全国大会」とは】
「技能五輪全国大会」は、青年技能者の技能レベルの日本一を競う技能競技大会です。次世代を担う青年技能者に努力目標を与えるとともに、大会開催地域の若年者に優れた技能を身近にふれる機会を提供するなど、技能の重要性、必要性をアピールし、技能尊重機運の醸成を図ることを目的として開催されています。
<開催概要>
大会名 : 第54回技能五輪全国大会 「とび」職種
開催日 : 2016年10月21日(金)~10月23日(日)
開催場所 : 山形国際交流プラザ 山形ビッグウイング
〒990-0076 山形市平久保100番地
種目 : 機械組み立て、メカトロニクス、機械製図、美容、
理容、洋裁、西洋料理、とび、時計修理ほか
主催 : 厚生労働省、中央職業能力開発協会、山形県
URL : http://yamagata-wazaou.jp/
【栗栖工業の取り組みについて】
<1.「若者応援企業」として知識&実践の両面で若手を育成>
当社では、若年層の新規雇用とその育成に力を入れており、山口県内では最多の所属数を誇る35名のとび一級技能士が育っています。高度な技能を持つ職人が多く所属していることで、若手の初心者でも高度技能の習得やキャリアアップがしやすい環境といえます。また、厚生労働省山口労働局から「若者応援企業(※2)」として認定を受けており、とび技能士検定や作業主任者技能講習等、各種検定取得・講習受講のためのサポート体制が整っています。
また、ものづくりに関して優れた技能、経験を有する「とび科職業訓練指導員」や「山口マイスター」、「ものづくりマイスター」が在籍し、若年技能者への実践的な実技指導も行っています。知識&実践の両面から若手の育成に取り組むことで、とび工事の現場で活躍できる人材育成が可能となっています。
(※2)厚生労働省山口労働局が認定する制度で、一定の労務管理体制が整備されており若者(35歳未満)の採用・育成に積極的な企業。
■技能者数(一部)
・とび一級技能士…35名(山口県内最多所属数)
・とび二級技能士…16名
・登録・鳶土工基幹技能者…13名(山口県内最多所属数)
・仮設安全監理者…53名(西日本でトップの社内所属数)
・国土交通大臣顕彰 建設マスター…1名
・厚生労働大臣顕彰 安全マスター…1名
・山口県優秀技能者…2名
・山口県とびマイスター…2名
※社員49名、常駐職人40名、協力業者21社・110名。
※リリース内に記載している所属数のカウントはすべて、2016年9月末日時点。当社調べ。
<2.地域の行事に参加することで、火消鳶の伝統の技を披露>
当社では、江戸時代から続く火消鳶の伝統的な技を、途切れることなく次世代に引き継ぐため、年に数回、県主催の公式行事や地域行事に参加して、火消鳶伝統の技(鳶木遣り、纏のふりこみ、梯子乗り)を披露しています。直近では、地元宇部市の「第65回宇部まつり」に参加予定です。一般の方にも鳶の伝統文化に慣れ親しんでいただければと考えています。
■今後について
当社では、今後も鳶(とび)工事のエキスパートとして山口県内外で事業を展開する中で、働きやすい環境づくりや、高度な技術を持つとび職人の育成に努めてまいります。
■会社概要
会社名 : 有限会社栗栖工業
所在地 : 山口県山陽小野田市中央三丁目7-13
代表者 : 代表取締役 栗栖 眞知子
創業 : 1985年(昭和60年)9月3日
設立 : 1996年(平成8年)1月5日
資本金 : 3,000,000円
事業内容: とび工事全般、足場仮設工事、橋梁架設工事
URL : http://www.kurisu-k.co.jp/