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URL: http://www.asj-net.com/img/pict/0439/AAA.pdf
■第1回アジア建築学生 サマーワークショップ
ASJは、日本建築設計学会の進める「アジア建築新人戦」など、建築家と建設市場の流動性をアジア全体で高める試みを応援し協賛しています。さらに、アジア全体にわたる人材の連携と日本の技術の普及を目指す「3A(スリーエー)」(Architects Academy Asia:英語で最先端の建築教育を行う学校を大阪に設立する構想)に賛同。このたび、3A開校準備のための「第1回アジア建築学生サマーワークショップ」の総合プロデュースを務めます。アジアの学生に日本の建築家が直接指導を行い、ものづくり交流や住民との生活交流を通して、地域に根ざしつつも新しい感性を開く空間デザインの可能性を探ります。
1.概要
日時 :2016年8月18日(木)~8月29日(月) ※12日間
会場 :福井県鯖江市、大阪府大阪市
参加者 :アジア12カ国の大学との連携のもと、
建築を学ぶ優秀な学生(20名程度)が参加
参加予定教員:森田 一弥 建築家/森田一弥建築設計事務所
梅原 悟 建築家/UME architects
堀口 徹 建築批評家/近畿大学専任講師
遠藤 秀平 建築家/神戸大学教授
竹山 聖 建築家/京都大学教授
倉方 俊輔 建築史家/大阪市立大学准教授
林 陽一郎 建築家/NAAD
竹口 健太郎 建築家/アルファヴィル一級建築士事務所
2.目的
・アジアの学生に、日本の一流建築家から建築設計の極意を直に学ぶ機会を提供する。
・参加者がお互いの文化的違いや共通点を理解し、将来的な国際交流やパートナーシップ形成をはかる。
・伝統的な生業や風景、暮らしといった「もうひとつの日本」(大都市とは違う)の魅力と課題を共有し、成長過程にあるアジア地域の未来を考えるきっかけとする。
3.今回のテーマ
・アジアの学生に、日本の伝統的な生業や風景が残る地方の魅力を伝える(一緒に発見する)こと。
・地元の人々との生活交流や地域資源との関係の中から建築空間を考えること。
伝統産業が息づいており、その資源を未来に活かそうとさまざまな取り組みを展開している鯖江市はまさに相応しい場所であると考えています。
4.ワークショップの内容
今回のワークショップでは、人と人、人と環境が対話をするための舞台となるような最小限の建築物(※)をデザインし、実際にそれを制作するところまで挑戦します。地元で採れた竹、杉材、木地師さんからご提供いただく板材などを使い、3チームほどにわかれて制作し、でき上がった建築物は鯖江市河和田町の中道沿いに仮設的に設置し、まちのお祭りなどで使っていただく構想です。また、8月26日(金)に、越前漆器伝統産業会館で成果発表会を予定。鯖江市では伝統的な民家に宿泊し、現地の職人とのものづくり交流を行うのに対し、大阪では設計事務所や有名建築物を見学する機会を設けます。
(※)「Pod型建築(繭のような建築)」と呼ばれる、屋台や茶室、バス停のようなもの。
■企業情報
アーキテクツ・スタジオ・ジャパン株式会社
代表 : 代表取締役社長 丸山 雄平
本社 : 東京都港区高輪3-23-14
TEL : 03-3448-1231
公式サイト: http://www.asj-net.com/
<沿革>
2002年 創設
2011年 5月 関西拠点としての建築家情報空間
「ASJ UMEDA CELL(梅田セル)」オープン
2013年12月 東証マザーズ上場
2014年 4月 首都圏初の建築家情報空間
「ASJ YOKOHAMA CELL(横浜セル)」オープン
2016年 4月 東京初の建築家情報空間「ASJ TOKYO CELL(東京セル)」オープン
2016年 5月 丸の内アカデミー開講
ASJは、建築家を身近な存在にするべく、全国各地で建築家による展示会や講演会などのイベントを開催。様々な用途の新築・改築を考えている方々に『ASJアカデミー会員』となっていただき、建築家との家づくりに関する情報と機会を提供。施工まで実現する事業を展開しています。
WEB会員登録はこちら: http://service.asj-net.com/
※2016年8月9日(火)現在 登録建築家2,765人 加盟建設会社195カ所
【本件に関するお問い合わせ先】
アーキテクツ・スタジオ・ジャパン株式会社
担当 : 事業開発本部 栗山
Tel : 06-6363-5701(受付時間 平日9:00~17:30)
E-Mail: info@asj-net.com