調印式の様子 商栄機材前社長 竹田 敏男(左)/JRC社長 浜口 稔(右)
JRC本社工場
商栄機材 ロゴ
JRC ロゴ
1.業務提携の背景
ベルトコンベアを用いた搬送設備・プラントは、近年のインフラ整備需要の増加とともに、現場環境の改善要求が増加傾向にあり、今後も一層強まる見込みです。JRCでは、そのような市場のニーズに迅速に対応しつつ、次の時代に向けて、さらなる成長・発展を期するため、他社にはない製品・ブランド力の強化、サービスメニューの拡充が重要な課題となっております。
このような背景のもと、JRCと商栄機材はそれぞれの強みを活かした広範囲な事業展開と相乗効果を見込み、この度の業務提携契約を締結するに至りました。
2.業務提携の目的
JRCは、主に屋外で使用するベルトコンベアに欠かせないローラやプーリといった部品を製造・販売しています。それら部品の「国内トップシェアメーカー」として、港湾や火力発電所・製鉄所・セメント工場など社会インフラに近いさまざまな顧客に対して長年の納入実績があります。近年は「ソリューション活動」として、ベルトコンベアの生産性・安全性の向上のための点検・改善活動に注力しています。
また、商栄機材は主に全国自治体の環境プラントのコンベア設備・周辺機器にて多数の納入実績があります。近年は、時流に沿ったバイオマス発電の定量供給機・各種コンベアの製造・販売にも積極的に取り組んでいます。
そこで、ベルトコンベアにおける部品の生産に強みを持つJRCと、部品を多く用いる搬送設備の設計・製造・据付に強みを持つ商栄機材が提携することにより、両社がこれまで培ってきた経験・顧客基盤・技術的ノウハウが融合され、より付加価値の高い製品・サービスの供給体制が強化されます。JRCにおいては、ベルトコンベア部品の供給だけにとどまらず、搬送設備のソリューション活動の強化が可能となり、市場シェアのさらなる拡大が見込めます。また、商栄機材においても幅広い顧客をターゲットとした事業の展開が可能となります。
JRCと商栄機材は、この度の業務提携による製品・サービスの拡充などを通じて、相互の事業発展と市場競争力の強化を目指すとともに、これからの社会の豊かな発展に貢献してまいります。
<JRCの特長>
●ベルトコンベア部品における高い製造・販売能力
・全国4工場のネットワークで安定供給体制を確立
・ローラ、プーリは国内トップシェア(約47%)
●日本全国の幅広い業界・業種の顧客へ製品を納入
・発電所・セメント工場・製鉄所・砕石・生コン・製紙・製糖・リサイクル関連など納入実績多数
●ソリューション活動に注力
・ベルトコンベアの安全性、生産性、コスト効果を高めるための点検・改善活動を展開
<商栄機材の特長>
●豊富な営業品目
・スクリューコンベアやエプロンコンベアなどの各種コンベアから、貯留ホッパ・定量供給機といった装置まで幅広く展開
●日本全国の環境プラントへ設備・製品を納入
・北は北海道から、南は九州まで、全国自治体の環境プラントに設備・製品の納入実績多数
●バイオマス発電関連にも事業展開
・近年の自然エネルギー普及にともない、バイオマス発電関連の定量供給機、各種コンベアの製造・販売にも尽力
両社の経験・顧客基盤・技術的ノウハウが融合し、幅広いニーズに応える高付加価値な製品・サービスの提供が可能になります。今後は、ソリューション活動の展開による市場シェアの拡大・社会貢献を目指します。
3.JRCについて
会社名: 株式会社JRC(JRC Co., Ltd.)
本社 : 〒550-0011
大阪府大阪市西区阿波座2-1-1 大阪本町西第一ビルディング6F
創業 : 1961年4月
設立 : 1965年4月(浜口鉄工株式会社)
資本金: 80,000,000円
役員 : 代表取締役会長 浜口 佳宏
代表取締役社長 浜口 稔
業種 : コンベア部品製造販売
URL : http://www.jrcnet.co.jp/
4.商栄機材について
会社名 : 商栄機材株式会社(shoei kizai Co., Ltd.)
本社 : 〒675-0304
兵庫県加古川市志方町高畑1033-1
創業 : 1976年1月
資本金 : 10,000,000円
役員 : 代表取締役社長 浜口 稔
事業許可: 構造物工事業・機械器具設置工事業
兵庫県知事許可(般-26)第403528号
特定労働者派遣事業 特28-301384
親会社 : 株式会社JRC
URL : http://www.shoeikizai.co.jp/
【本業務提携に関するお問い合わせ先】
株式会社JRC
担当 : 営業本部 佐藤 嘉宰(さとう よしただ)
TEL : 06-6543-8680
FAX : 06-6543-8681
E-mail: jrc-info@jrcnet.co.jp