「数学検定・算数検定」ロゴ
実用数学技能検定 個人受検会場の様子
実用数学技能検定 公式サイト
http://www.su-gaku.net/suken/
■初の個人受検志願者2万人超え。全階級でまんべんなく志願者が集まる
今回の個人受検志願者総数は21,069人。1回の個人受検で2万人を超えたのは今回が初めてです。志願者数を年代別にみると、中・高校生の年齢層である10歳代が、全体の65%にあたる13,685人でした。階級別にみると、3級(中学校3年程度)が一番多く、3,080人が志願しています。また、1級(大学程度・一般)とかず・かたち検定を除いた階級すべてで1,000人以上が志願しています。
■志願者の最年長は91歳。ほぼすべての階級で60歳以上が志願
各階級の志願者の最年長者をみると、60歳以上の方が多く見受けられ、生涯学習の進展の様子がうかがえます。とくに、今回の検定では、当検定の上級である2級(高校2年程度)に91歳が挑戦しているのが目を引きます。最年少の志願者は、ほぼ全階級で10歳以下だったことがわかりました。
■1級の最年少合格者は13歳。最年少記録を1歳更新
全階級において、各階級の対象学年より低い学年の受検者が合格しています。とくに1級(大学程度・一般)は、13歳(受検当時)の受検者が最年少で合格しました。これまでの1級の最年少合格は14歳でしたが、それを1歳更新したこの受検者は、今回の合格通知を受けて「1級ともなると見直しをする時間がなく、提出後にミスに気付きました。そのため『合格している』という絶対の自信は持てず、不安もあったため、合格だとわかったときは本当に嬉しかったです。これからも積極的に数学のイベントやコンクールに参加していきたいです」と当協会に抱負を寄せました。
次回の個人受検は本年7月24日(日)、全国の会場で実施いたします(当協会の公式サイト、コンビニエンスストア、書店などからお申し込みになれます。申し込み締め切りは6月21日(火))。
【実用数学技能検定について】
「実用数学技能検定」(後援=文部科学省)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測る記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2006年以降は30万人を超え、実用数学技能検定を実施する学校や教育機関も16,000団体を超えました。以来、累計志願者数は450万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(過去5年間でのべ20,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。
※志願者数・実施校数はのべ数です。
【ビジネス数学検定について】
「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるWBT(Web Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。
【法人概要】
法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会
所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階
理事長 : 清水 静海(帝京大学教育学部教授、
公益社団法人日本数学教育学会名誉会長)
会長 : 甘利 俊一(理化学研究所脳科学総合研究センター 特別顧問、
東京大学名誉教授)
設立 : 1999年7月15日
事業内容:
(1) 数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行
(2) ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施
(3) 数学に関する出版物の刊行及び情報の提供
(4) 数学の普及啓発に関する事業
(5) その他この法人の目的を達成するために必要な事業
URL : http://www.su-gaku.net/
※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。