
高市早苗首相は7日の参院予算委員会締めくくり質疑で、自身の名前が使用された暗号資産「SANAE TOKEN(サナエトークン)」をめぐる一連の混乱に関し、自身や事務所の関与を問われ、「暗号資産の発行及び取引には関与していない」と、一貫して否定した。
「サナエトークン」をめぐっては、運営者側が高市首相の後援会関係者とやりとりがあったとする内容が、一部で報じられた。これに対し高市首相は、「高市事務所として、発行主体側から『サナエトークン』が発行され、取引がなされるということについて説明を受けておらず、承認もしていない。私自身もちろんそうだ」と述べ、「少なくとも、暗号資産として取引をされることは、だれも知らない」と訴えた。
その流れの中で、「私自身も今、『サナエまんじゅう』とか『サナエ靴下』とか『サナエランチ』とか『サナエコップ』とか、いろんなものが勝手に売られているが、そこでもし何か壊れたり、消費者がけがをするようなことがあっても、一切承認したことも問い合わせを受けたこともありませんので、どうしようもない」と、自身の名前がついた「非公認商品」へのぼやきを口にする場面もあった。
「『サナエトークン』なるものの存在を知ったのも、秘書官が3月に入って見つけてくれて、それで初めてでございます」と述べ、「『サナエトークン』という名前の暗号資産が発行され、流通するということについてだれも承知していませんし承認もいたしていない」と繰り返し訴えた。
いずれも、立憲民主党の杉尾秀哉議員への答弁。
