ガーシー議員、「帰国できないなという決断になりました」滞在先のトルコで“議場での陳謝”拒否を表明

NHK党所属の参院議員で「ガーシー」こと東谷義和氏（51）が7日、滞在しているトルコで日本の取材陣に応じ、明日予定されている「議場での陳謝」に向けて帰国しないと表明した。

ガーシー議員は「議場での陳謝」のため、日本に帰国するかが注目を集めていたが、この日の取材で「帰国はしません。今日、チャーター用意していただいた方にもお断りを入れ、陳謝動画の方を立花党首の方にお渡ししました」と宣言した。

ガーシー議員は続けて「やっぱり警察当局も含め、まだ見えない部分が少し多すぎるので」「やっぱり答えが出てない部分がちょっと多すぎるのでその辺のあたりもきちっと出てからじゃないとちょっと帰国できないなという決断になりました」と言葉を続けた。

ガーシー議員は現在トルコに滞在し大地震の被災地を訪問するなどしているが、「惨状を見た以上、自分ができることを少しでもやってから帰りたい」とも述べ、「今月中には帰国したい」「日本に帰ったら、議員としての仕事をしようと思っている」とも話していた。

とはいえ、ガーシー議員が明日の参院本会議を欠席すれば、さらなる懲罰に向けて協議が始まるのは必至。国会議員としては「除名」処分となるものと見られている。