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旧統一教会・文鮮明「日本人は使いがいがある」発言録を『ミヤネ屋』報道で視聴者騒然「ぞっとした」「テロじゃん」


11月14日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ・日本テレビ系)で、ネット上に流出している世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の創始者・文鮮明氏(享年92)の発言録について報道。その発言の数々に視聴者から驚きの声が集まっている。

この発言録は1956年から2009年までの文氏の発言を韓国語でまとめたもので、全615巻あるという。韓国教会の信徒に向けてのメッセージが書かれていて、日本の政界工作に関することなどについて書かれている。

『ミヤネ屋』では第三者によりネット上に流出したその内容について紹介。例えば安倍家との関係について文氏は「岸首相(のとき)から私が(日本の政界に)手を出したんです」と、岸信介氏(享年90)が内閣総理大臣を務めていた1957年~1960年、つまり1959年の日本統一教会設立当初から関係を示唆する内容が書かれていたとのこと。

さらに文氏は福田赳夫氏(享年90)、中曽根康弘氏(享年101)を首相にしたのは教団の支援があったからだとも発言。また、「日本には1200兆円が預金されているといいます」「それは誰のためですか? 皆さんのためのものです」「日本人たちは本当に使いがいがある」など驚愕の見解もつづられていたという。

この数々の発言に、スタジオに出演していた読売テレビ報道局解説委員長の高岡達之(57)は「どこに宗教指導者の言葉があるのかな。政治指導者の具体的工作のやり方を並べてるとしか思えない」と顔を顰めて批判。ネット上からも「ぞっとした」「日本の金は韓国のものとか二重橋破壊とかテロじゃん…」「本当にこんなの宗教の範囲内ではないわ」というドン引きの声が集まっていた。

「『ミヤネ屋』では、あくまでこの内容にはハッタリが含まれていたり、日本の信者をさらにマインドコントロールするためというニュアンスで報じていましたが、日本統一教会設立当初、岸信介氏の自宅敷地内に旧統一教会の本部があったことも紹介。文氏に発言の中にハッタリが含まれていたとしても、岸信介氏の時代から政界工作を行っていたことは事実ということに。国会内で被害者救済法案も混迷している中、今回の発言録流出は自民党のさらなる不信感へと繋がることになったようです」(政治記者)

日本人の多くが知らないうちに行われていた政界工作。旧統一教会問題はまだまだ波紋を広げそうだ。

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