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『ワイド!スクランブル』旧統一教会と関わりある“九大CARP”特集にネット騒然「彼らの恐ろしさ、カルトの騙しの手口がよくわかる」


9月14日放送の『大下容子ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)が、実体を明かさずに宗教勧誘を行っており、旧統一教会との関係も指摘されている九州大学の非公認サークル「九大CARP」に関する特集を行い、SNS上で話題になっている。

今年7月、福岡市の調査の結果、宗教団体と認定され市から環境活動に関する賞の受賞を取り消された九大CARP。一方で大学側は九大CARPの活動を公認しておらず。新入生に対し注意喚起を行っているものの、実際に勧誘を受けた学生もいるようだ。

旧統一教会の問題に詳しい九州大学・南野森教授は「九大CARPの場合は、自分たちが旧統一教会の信者である、あるいは最終的に旧統一教会の教義を教える合宿に行くなどとは一切言わない」「最近は九大CAPRだということを隠していくつかのイベントをやっているという情報もある」とし、ひとつの“勧誘の手口”、“布教活動”だと指摘した。

なお、番組では“CARP”とは、半世紀前に社会問題化した「原理研究会」の英語訳が由来だと紹介。「原理研究会」は1964年に創立され、1984年には「World CARP」という団体も発足。「World CARP JAPAN」のHPによると、提唱者は旧統一教会の創始者である文鮮明とその妻で現在の総裁・韓鶴子だという。

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の広報担当者によると、「World CARP JAPANは大学生による“統一原理”の経典を研究する団体。家庭連合(旧統一教会)と別組織だが友好団体といってもいい」とのこと。だが、CARPとして旧統一教会への勧誘は行っていないと否定している。

さらに1時間に及ぶ特集の中では、1967年当時のニュース映像とナレーションを使用し、原理活動に心酔する学生たちの姿や「私、自分が死んでもあの子を助けたいんです」と必死に説得を試みようとする親の姿などを放送。社会問題化していた“原理活動”についてつづった当時の新聞記事も紹介していた。

今までとは少し違った側面から旧統一教会の問題に切り込んだ『ワイドスクランブル』だが、SNS上では「大学入るときに『気をつけなさい』って言われてたけど、こういうのにつながってたんだ!知らなかった」「こんなに昔から親からの引き離し、寄付金等問題視されていたのか」「昭和42年のニュースなど当時の様相を報道。大学生を勧誘、徐々に家を出るまでになり、家族を心配させる。怖。」「ワイドスクランブル、いま原理研(統一教会の学生組織)の歴史を深掘りしてる!分かりやすい」「彼らの恐ろしさ、卑劣さ、無慈悲なカルトの騙しの手口がよくわかるね」と反響を集めている。

「30年以上も前に問題になった旧統一教会の“献金問題”や“霊感商法”については、アラフォー以上の年代なら覚えている人が多く、最近の旧統一教会特集によって若い世代でも知っている人は多いでしょう。ただ、こうした宗教が絡む問題が1960年代から続いており、しかもほとんど問題が解決されないまま、今も身近な環境に正体を隠して勧誘してくるというような状況があることに改めてショックと危機感を覚えた人は少なくなかったようです」(政治記者)

早くもSNS上では、早くも各地の「神戸CARP」「近畿CARP」「熊大CARP」「名成CARP」らの名前があがっており、旧統一教会の問題が話題にあがりはじめて以降、熊大CARPは「熊大SDGS」に名称を変更されていると指摘する声も上がっている。自分が知らないうちに宗教団体と関わりを持っていないか、一度冷静になって振り返ってみたほうがよさそうだ。

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