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パックン氏、“国葬”で揺れる岸田政権への発言で物議「統一教会問題はもういいんじゃないか」「後で発覚して叩いてもしょうがない」


ハーバード大学出身のお笑い芸人で「パックン」ことパトリック・ハーラン氏(51)が4日、『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)に出演。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自民党議員の接点について、「統一教会問題はもういいんじゃないかなって思うんですよ。過去に10何年前に社会問題を起こした組織の跡継ぎの組織に電報を打ったり、接点を持ったりしたってことですけど。これはやっちゃいけないというルールはないんですよ。後で発覚して叩いてもしょうがない」と私見を述べた。

この日、番組では『旧統一教会との関係の今後は?&安倍元総理の国葬に賛否の嵐 支持率低下の岸田政権に降りかかる大問題を徹底討論SP』と題し、内閣改造後に支持率低下に苦しむ岸田政権の問題点として、新型コロナウイルス対策の見直し、旧統一教会との関わり、安倍元首相の国葬の是非、開発・建設検討される“次世代型原発”の安全性を“激論テーマ”として取り上げていた。

なかでも安倍晋三元首相の国葬については国民の間でも賛否が分かれ、直近の報道各社の世論調査では毎日新聞と社会調査研究センターの全国世論調査(8月20・21日)で反対は53%・賛成は30%。フジテレビ系のFNN調査(8月20・21日)では反対51.1%・賛成は40.8%。テレビ朝日系のANN調査(8月20・21日)は反対51%・賛成34%といずれも「反対」が賛成を大きく上回るという結果になっている。

こうした状況についてパックン氏は「国葬は安倍さんのためにやらなければ、誰のためにやるのか。森友加計学園問題など解決されていない問題を、そのままにしてしまったのはみっともないと思います」としたうえで「でも憲政史上、最長の政権を成した総理大臣が暗殺された後に国葬やらないんだったら、いつやるんだろうと思います」と、国葬開催を後押し。

それを受けて太田昌克・共同通信編集委員が「岸田総理は、旧統一教会とどこまで癒着したら公職を退かなきゃいけないのか(判断するための)レッドラインをまったく示さない。それでは国民は納得しないし、国葬と言われても支持は高まらない」と疑問を投げかけると、パックン氏は「総理の判断が間違ったとしたら、次の選挙で自民党を負けさせればいい。それが民主主義の自浄作用」とし、「統一教会問題はもういいんじゃないかなって思うんですよ。過去に10何年前に社会問題を起こした組織の跡継ぎの組織に電報を打ったり、接点を持ったりしたってことですけど。これはやっちゃいけないというルールはないんですよ。後で発覚して叩いてもしょうがない」と持論を展開した。

パックン氏のこうした発言にSNS上の反響は大きく、放送直後から「いやいや。なんも解決しないままですけども」「日本はアメリカと違って普通は国葬しないんだよ。まして国民の半数以上反対している」「この事件の問題点をまったく理解していないというか、はぐらかしている」「パックンまでこんな理屈に乗っかるとは。しかも少し周回遅れ」「今もまだ被害が出続けているカルト集団だよ。自民党が与党であり続ける以上なおさらケジメつけてくれないと困るよ」「ぜんぜん過去の問題じゃないし、ここまで何もわかっていない人に地上波で統一協会の話題を喋らせていいのか」といった批判的な声のほか、「世界のリベラルのあるべき姿をこのパックン発言に感じますね。それに引き換え日本の自称リベラルのメディアには呆れます」「精神的自由権と経済的社会権を重要視する真のリベラルであるパックン氏がこのような結論に至るのは極めて当然なこと」といった擁護の声など、さまざまな意見が寄せられていた。

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