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音響機器の名門オンキョーが新体制で再スタート、発表会には南野陽子も登場


8月3日(水)、都内で「Premium Audio Company,LLC事業戦略並びに新製品発表会」が開かれた。この発表会で音響機器の名門「オンキョー」が再スタートすることが発表された。オンキョーは今年5月に経営破綻したが、新体制で復活するのだ。

Premium Audio Company,LLC(以下、PAC)はアメリカの企業VOXX International Corporationの子会社である。そのPACはオンキョー、インテグラ、パイオニア、クリプシュ、ヤモのブランドのライセンスを保有。PACはこのたび、ティアック株式会社と上記ブランドの日本国内における販売代理店契約を締結した。

発表会では、PACのAPACシニアヴァイスプレジデントであるヴィンス・ボナコルッシ氏のビデオレターを上映。ボナコルッシ氏は「ティアックとのパートナーシップはベストな選択だと言えます」「ティアックの販売ネットワークとマーケティング戦略をPACが全力でサポートすることで、日本でのビジネスの再構築と拡大を加速させ、持続的成長が可能な戦略を構築できると確信しております」というコメントを発表した。

続いてPACの日本担当ダイレクターの上山洋史氏が、各ブランドの紹介と新商品について説明を行なった。その中で上山氏が強調したのは、オンキョーテクノロジー株式会社(※PACとシャープの合弁会社)が、オンキョーのモノ作りや音作りのDNAを継承していて、その技術が新商品にも活かされているということだった。

日本市場での営業戦略については、ティアックの国内営業部長の山本浩史氏が説明した。山本氏はホームシアター市場に参入し事業を拡大したいと意気込みも語った。ティアックとしてホームシアター市場に参入することで、BtoBでも相乗効果を出したいという狙いを明らかにした。

80年代にイメージキャラクターを務めた南野陽子さんが登場

続いてのトークセッションには、南野陽子さんが登場。80年代にオンキョー製品のCMに出演するなど、南野さんはオンキョーのイメージキャラクターを務めていた。当時のことを詳しく知る、オンキョーテクノロジーのマネージングダイレクターの宮城謙二氏が聞き手をつとめた。

CMに出演する前はオンキョーのことを知らなかったと語る南野さんだが、「CMに出させてもらってからは、ちゃんとオンキョーのステレオで寝る前に音楽を聞いていました」という。

宮城氏によれば、当時の営業活動の中で南野さんの写真を使ったパンフレットやテレホンカードを活用し、その人気の高さから「本当に南野さんに助けられた」とのことだった。南野さん自身もオンキョーのイメージキャラクターの活動はファンに喜ばれたという実感があるという。今も当時のグッズにサインをしてほしいと頼まれるとのことで、オンキョーのイメージキャラクターがファンに与えたインパクトの強さがうかがえた。

発表会の最後に行なわれた質疑応答では、南野さんの再起用についての質問も飛び出した。回答は「考えます」というものだったが、復活を果たしたオンキョーの今後の展開とともに南野さんの起用があるのかどうかにも注目したい。

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