
JR米坂線の羽前小松駅(山形県川西町)で3日、開業100周年を記念して、新猫駅長「ビター」の任命式があった。愛くるしい姿に県内外から訪れた観光客から祝福の声や大きな拍手が送られ、早くも人気を集めていた。
初代の猫駅長「しょこら」は2019年に就任し、多くのファンが全国から訪れた。約6年間務めた後、高齢などを理由に昨年7月に退任。2代目となる新たな猫駅長を待望する声が高まり、ビターに白羽の矢が立った。
ビターは生まれて間もなく保護された雄の黒猫で、生後6カ月。町内の観光植物園「川西ダリヤ園」にちなみ、「ビター・ショコ・ラ・ダリヤ」と名付けられた。
辞令が交付され、駅長の帽子を頭に載せられたビターはまだ慣れない様子。今後は毎朝飼い主の元から「出勤」し、改札口付近で利用者を出迎える。
式典後、同駅を管理・運営する地元のNPO法人「えき・まちネットこまつ」理事長の江本一男さん(73)は「アイドル的な存在になって、米坂線を盛り上げてほしい」と活躍に期待を寄せた。【竹内幹】
