
今年4月に新潟県小千谷市で開催されたブルーインパルスの展示飛行の様子を記録した写真集「『空を見上げた日。』―未来へつなぐ小千谷の記録―」が発売された。1部1000円で販売し、売り上げ1部につき250円を熊本県や千葉県など災害被災地の復興支援などに充てる。
ブルーインパルスの展示飛行は、中越地震から20年となる2024年の「中越大震災復興記念祭」の一環として計画されたが、台風の影響で中止となった。だが、多くの市民から実施を求める声が上がり、2年越しで実現にこぎ着けた。
写真集はフォトコンテスト受賞作のほか、市に寄せられた市民らの要望や感謝の声も掲載。青い旗などを軒先に掲げて復興支援への感謝の気持ちを表す「ブルーフラッグ大作戦」が2週間あまりで、市民有志から全市的な取り組みに発展し、市内を青一色に染めた活動の様子も紹介されている。
宮崎悦男市長は「一番の宝は、『再挑戦を応援するまち』として、小さなまちでも挑戦すればできると証明できたことだ」と話した。
B5判、全44ページのフルカラーで、発行部数は3000部。市内の中学生や総合支援学校中学部生全員(約800人)、小学校図書室などに配布する。【内藤陽】
