
元大阪地検検事正による部下だった元検事の女性に対する準強制性交等事件を巡り、法務・検察当局が進めている全職員を対象にしたハラスメント調査について、山下貴司法相は27日、「第三者の視点を取り入れることは非常に重要。私の責任で結果は公表する」と述べた。参院法務委員会で国民民主党の小林さやか氏の質問に答えた。
被害女性は独立した第三者委員会を設置するよう求めている。法相はこれまでの記者会見で第三者委の設置は「捜査、公判活動に対する一定の影響力があり慎重に見極める」、結果の公表については「検察当局で検討中」と答えていた。
「内部調査では実効性に欠ける」
また、元法相の森雅子参院議員ら自民党の女性議員5人は27日、ハラスメント調査のための第三者委の設置を求める提言書を山下法相に手渡し、内部調査では調査の実効性に欠けると訴えた。森氏は取材に「7月にも要望したが第三者委設置の動きが見えない。検察の信頼回復のためにも引き続き要請していきたい」と述べた。【後藤佳怜】
