
カナダ西部アルバータ州にあるカナダ軍の基地で17日に起きた火災を巡り、カナダ紙グローブ・アンド・メールは18日、草むらで発生した火災が突風であおられ、1キロ以上広がって「炎の壁」となり、実弾射撃場にいた兵士を襲ったと報じた。
同紙が入手した軍の初期調査によると、この火災で兵士4人が死亡し、31人が重体だという。カナダのカーニー首相は18日、「平時において、軍が経験した最悪の悲劇の一つだ」と述べた。
同紙によると、火災が発生した17日午後4時ごろに時速69キロの突風が観測され、その後に最大82キロに達したとみられる。発火原因は明らかになっておらず、射撃場の弾薬やガス管などに引火した形跡はないという。
火災に襲われたウェインライト基地は国内最大規模の基地で、被害者は全国から訓練などのために集まっていた。火災は基地のフェンスを越えて近隣に広がったが、住民の被害は出ていない。【ニューヨーク三木幸治】
