
兵庫県の斎藤元彦知事らの疑惑を文書で告発した元県幹部(故人)の私的情報が複数の県議に漏えいされた問題で、神戸第2検察審査会は、地方公務員法(守秘義務)違反容疑で告発され、不起訴処分となった斎藤氏と片山安孝・元副知事、井ノ本知明・元県総務部長について「不起訴相当」と議決した。14日付。「記録を精査し、慎重に審査した結果」としている。
県が設置した第三者委員会は、元幹部の私的情報は井ノ本氏を通じて県議3人に伝わったと認定し、斎藤氏、片山氏の指示があった可能性が高いと指摘していた。一方、神戸地検は3月、斎藤、片山両氏を容疑不十分、井ノ本氏を起訴猶予でいずれも不起訴とした。処分を不服として、大学教授が4月に検審に審査を申し立てていた。【前田優菜】
