
2日午後2時ごろ、津市香良洲町の会社員、ウリュウ・マルセロさん(38)=ブラジル国籍=方で「家が燃えている」と近隣住民から119番があった。木造平屋建て住宅が全焼し、焼け跡から性別不明の4人の遺体が見つかった。住宅内にいたとみられる4~13歳の子ども4人と連絡が取れておらず、三重県警が身元の確認を急いでいる。
県警などによると、連絡が取れていないのはウリュウさんの娘(4)と、知人女性(43)の子どもで10歳女児と、12歳と13歳の男児の計4人。ウリュウさんは娘と2人暮らしとみられ、この日は女性の子ども3人が住宅を訪れていたという。出火当時、大人は外出中で住宅には子どもたちだけだったとみられる。
ウリュウさんは県警に対し「外出していて、帰ってきたら火事になっていた」と話しており、手や顔にやけどを負った。知人女性も右手に切り傷を負った。
激しく噴き出す煙
現場はJR紀勢線高茶屋駅から南東に約3キロの住宅が密集する地域で、近隣住民らによると2~3回ほどの大きな爆発音が聞こえたという。住宅は屋根や骨組みの一部などを残して焼け落ち、隣接する建物3棟にも延焼した。
近くに住む50代女性は「午後2時過ぎに大きな爆発音が聞こえ、家が揺れるほどの激しさだった。慌てて外に出たら黒煙が上がっており、消防車や救急車が集まってきた」と不安そうに話した。
現場から300メートルほど離れた場所にある職場にいたという女性(38)は「会社の建物が揺れるほどの爆発音だった。自宅が現場の近くなので確認に行こうとしたら激しく噴き出す煙が見えた」と振り返った。
県警は出火原因を調べる。【長谷山寧音、大竹禎之、木谷郁佳、石本万象】
