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「100万円払いに来い」途方に暮れ… 悪質ホスト相談窓口PR


 大阪府警が4月からホームページ上に掲載している「悪質ホストクラブ女性被害相談窓口」の存在を広めようと、専門学校「HAL大阪」の学生たちがPR動画を制作した。府警の公式ユーチューブチャンネルや繁華街の電光掲示板などで公開されている。

 動画は2種類あり、いずれも15秒のアニメーション。「今月中に売り掛けの100万円、払いに来いよ」などとホストから告げられ途方に暮れたり、初回5000円と言われた店で150万円を請求されたりする女性の姿を描いた。

 アニソン風の音楽を人工知能(AI)で作った。シリアスな内容だが、キャラクターの見た目なども工夫し、若者に親しみやすい仕上がりになっている。

 CG・デザイン・アニメ4年制学科の山中心琴さん(20)は、ネオンなど繁華街らしい描写にこだわったという。「ニュースやネットで悪質ホストが大きな被害につながっていることを知った。この動画が誰かの目に留まり、被害を食い止めるきっかけになれたらと思います」と語った。

府警保安課も「クオリティー高い」

 9月、制作した学生に感謝状が贈呈された。府警保安課の末次隆士課長は「クオリティーが高く、若者の心に突き刺さる表現力に感動しました。この動画は、独りで悩む女性被害者に対して救いの手を差し伸べるものになる」と学生たちに感謝した。

 保安課によると、相談窓口には「ツケを全額返さないと裁判を起こすと脅された」「行きつけのホストが勝手に風俗店と連絡を取り、面接に行くよう言われた」といった相談が今年度、8月末までに22件寄せられたという。【松原隼斗】

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