
伊予鉄グループは28日、ロボット関連事業を手がけるテックシェア(東京都)と資本業務提携をしたと発表した。四国・中国地方を中心に、人工知能(AI)を組み込んでロボットを自律的に動かすフィジカルAIの普及を進める。
伊予鉄グループは、運転士などの人手不足を背景に、路線バスの特定の条件下で完全な無人運転が可能な「レベル4」を目指し、松山市内でテスト走行を続けるなど、フィジカルAIに全国でも先駆的に取り組んできた。
人型や4足歩行のロボットの販売や技術サポートに実績のあるテックシェアに出資して提携し、実証実験をするなど現場での導入を目指す。また、両社で展示会やイベントを共同開催し、保守・修理、技術サポートの体制づくりを進める。
伊予鉄グループの清水一郎社長はフィジカルAIの可能性について「人手不足が進んでおり、公共交通のあらゆる分野で考えられる」と話していた。【栗田亨】
