
韓国と福岡・豊前の伝統芸能団体による「妖怪通神使(つうしんし)」が20日午後6時半から、豊前市八屋の市立八屋小を舞台に開かれる。主催者らは「日韓の伝統文化が融合した迫力ある舞台を楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。
韓国の芸術大学生らが発足させた伝統芸術創作グループ「nolplus(ノルプラス)」と市内の神楽集団「若楽(じゃらく)」と和太鼓グループ「豊前天狗(てんぐ)太鼓」が参加する。
3団体は2024年以降、JR宇島駅前の豊前中央通り商店街で2度共演してきた。25年11月は、江戸時代の外交使節団「朝鮮通信使」をテーマに、韓国の伝統舞踊と神楽、和太鼓演奏を披露。約3000人が楽しんだ。
今回は、日本の昔話「花咲かじいさん」をモチーフにした創作舞台。韓国から運ばれた花の種が豊前の地で「勇気の花」や「心の花」を咲かせる物語を、3団体それぞれの芸能を織り交ぜながら表現する。子どもたちに異文化に触れてもらいたいと、商店街近くの八屋小を会場に選んだ。
20日は午後2時から、グラウンドで日韓グルメが楽しめる「食の文化フェア」を開催。商店街を巡るスタンプラリーや、公演で使用する花を作るワークショップもある。
豊前中央通り商店街振興組合の林輝彰理事長(49)は「日韓それぞれの伝統文化が響き合う舞台を通じて、商店街のにぎわい創出にもつなげたい」と話す。問い合わせは豊前観光まちづくり協会(0979・53・6660)。【出来祥寿】
