
関西国際空港と京都市内を25分で結ぶヘリコプター便が近く運航を始める。関空と京都間は鉄道やリムジンバスで1時間20分以上かかり、所要時間の大幅な短縮となる。
「Space Aviation」(京都市)が運航する。機体はエアバス・ヘリコプターズ「H130」で、乗客の定員6人。関空と京都市伏見区向島柳島のヘリポート間を1日4往復する予定。片道1人2万円で、1機チャーターは12万円。予約が4人に満たない場合や天候によって運航しない場合がある。
高度1000~1300メートルを最高時速240キロで飛び、乗客は世界遺産の堺市・大山(だいせん)古墳(仁徳天皇陵)や大阪市内の高層ビル群を眺めながら移動できる。
同社は年間の利用者数を1万2000人、3年後は目標3万人としている。訪日外国人の利用が7割と見込む。保田晃宏社長は「快適にホテルや目的地に到着できる」とアピールしている。
14日に記念式典が開かれ、佐々木紀・副国土交通相は「関空からの交通の新たな選択肢が生まれ、空港の魅力向上が期待される。安全に万全を期してほしい」とあいさつした。
要予約。関空の旅客ターミナルとヘリの発着場の間は車で送迎する。【中村宰和】
