
「喝!」「あっぱれ!」――。
9日に死去した元プロ野球選手で野球評論家の張本勲さん。TBS系の報道番組「サンデーモーニング」のスポーツコーナーに長年「ご意見番」として出演し、歯に衣(きぬ)着せぬ発言が人気を博した。
サンデーモーニングで司会を務めた関口宏さんは所属事務所を通じてコメントを寄せ、「頑固ないいおじさんでした。喝の名人でもありました」としのんだ。番組では、元日本ハム監督で野球評論家だった「親分」こと大沢啓二さん(故人)とのタッグも評判で、司会の関口さんも含めた3人の軽妙なやりとりがお茶の間から支持を受けた。
またスポーツコーナーで共演していた唐橋ユミさんもX(ツイッター)で、「つい先日も、張本さんから食事のお誘いをいただいたばかりでした。『また美味(おい)しいお酒を飲もう』と、いつもと変わらずお元気なご様子でしたので、あまりに突然の訃報に言葉を失っております」と明かし、「長きにわたり、いつも優しくお気遣いくださいました。張本さんのその温かさを思い返すと、胸が締め付けられる思いです」と追悼した。
番組から感謝の「あっぱれ!」
TBSテレビは「サンデーモーニング」としてコメントを発表した。「時に厳しい『喝!』、時に愛のある『あっぱれ!』でコーナーを盛り上げてくださいました。また、被爆者としてのご自身の経験から『絶対に人間の世界では戦争はだめだ。殺し合いは一番やってはいけないことだ』との大切なメッセージを伝えてくださいました。張本さんに感謝を込めて、心からの『あっぱれ!』を贈ります。ありがとうございました」としている。【河慧琳】
