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JR九州マンション「MJR」、北九州に初進出 29年完成予定


 JR九州の分譲マンション「MJR」が、北九州市内に初進出する。再開発が進むJR折尾駅(八幡西区)前に2029年2月に第1号が完成予定。共用施設を充実させ、沿線開発に弾みを付けたい考えだ。

 MJRは首都圏や関西など全国で115棟をブランド展開している。折尾駅南口は官民連携による総合整備事業の対象地域で、ホテルやシェアオフィスなどの建設も予定されている。民間投資額は約170億円(8月末時点)を見込む。

 駅周辺は大学などの教育機関が集積し、2024年度の乗客(1日平均)は約1万4000人と、JR九州管内で8位の人気エリア。駅の高架化や新駅舎整備が完了し、インフラ整備が進む。

 JR九州が市内で初めて手がける「MJR折尾ステーションフロント」は、駅南口正面の好立地に14階建て(155戸)で計画されている。延べ床面積は約1万5600平方メートルで、駅南側地区では最大規模となる。

 間取りは2~4LDKの想定で、ファミリー層を中心に幅広い需要を見込んでおり、年明けにもモデルルームを設ける予定。

 マンション内にはオーナーズサロンやフィットネスルーム、学習や仕事に使えるスタディラウンジが入る。さらに書店大手「TSUTAYA」が選書するブックラウンジを設け、共用施設を充実させる。

 8月25日に開かれた起工式には、JR九州の古宮洋二社長や武内和久市長、施工関係者ら約40人が出席。神事で工事の安全を祈願した。

 武内市長は「『住む』『訪れる』『働く』の要素を備えた快適な街へとステージアップを図りたい」と駅前の発展に期待した。

 古宮社長は「定住や交流人口が増えれば特急の利用も増える。鉄道とのマッチングを見極めていく」と語り、「共用部の充実がマンションの価値を上げる。これまで培ってきたものを生かしていく」と自信をのぞかせた。【橋本勝利】

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