
高松市の大西秀人市長(67)は4日、次期市長選に立候補せず、現在の5期目で退任すると表明した。同日開会した市議会本会議で「熟慮を重ねた結果、市政の推進を次のリーダーに託すことを決断した。残る任期いっぱい、直面する諸課題の解決に全力を尽くしたい」と述べた。
本会議終了後の取材に「進退は7月上旬に決めた。後継指名は今は考えてない。取り組んできた中心商店街の再開発などが印象深い。次は若い人に出てきてもらい、斬新なまちづくりのアイデアを出してほしい」とした。
大西氏は丸亀市出身。東大卒業後、自治省(現総務省)に入り、島根県総務部長、総務省地域放送課長などを歴任。2007年の市長選で初当選。近年では、高松市のサンポート地区の開発や県と共同でのアリーナ建設などに手腕を発揮した。
来春の市長選には、新人で元自動車販売会社社長の灘波博司氏(66)が、23年に続き無所属で立候補を予定している。【広田正人】
