
秋篠宮ご夫妻の長男悠仁さまは6日、20歳の誕生日を迎えられた。成年皇族に仲間入りしたこの1年、新年一般参賀や宮中晩さん会、宮中祭祀(さいし)などの活動に初めて臨んできた。筑波大学の生命環境学群生物学類2年生で、学業と両立しながら皇族としても多様な経験を積んだ。
成人した18歳当時は大学受験を控えており、成年式は昨年の誕生日に行われた。宮内庁によると、成年式を終えた悠仁さまは、皇室の一員としての役割をしっかり果たしたいとの思いを新たにしたという。
この1年では大阪・関西万博の視察のほか、北海道であった「世界スキーオリエンテーリング選手権大会」の式典出席などで6道府県を訪問し、幅広い世代の人々と触れあった。
8月には広島県でボーイスカウトのキャンプ大会「日本スカウトジャンボリー」に参加。大会行事で初めておことばを述べた。テント設営や朝食作りで積極的に参加者と交流を深めた。
国際親善にも努めた。赤坂御用地の宮邸で秋篠宮ご夫妻が来日した外国要人をもてなす際、歓談の輪に加わることもあった。
生物学を専攻する大学では、夏季の野外実習に参加するなど学びを深めている。茨城県つくば市の大学近くに借りた住まいと赤坂御用地の2拠点生活を送り、授業内容が専門的になった最近はつくばでの暮らしが中心という。宮邸で過ごす時間は限りがあるものの、幼い頃から続けている野菜や稲の栽培の時間も大切にしている。【山田奈緒】
