
政令市が道府県から分離して強い権限を持つ特別市となる構想を推進する横浜、川崎、相模原の3政令市は1日、特別市に移行した場合の財政シミュレーションを公表した。
3市試算は130億円増、一方…
試算によると、神奈川県の収支は約130億円プラスとなる可能性があるとした。一方、県が公表している試算によると県の収支は680億円マイナスで、大きな隔たりがある。
3政令市は今回、特別市構想の議論を深めるために「3市の考え方」を共同でまとめ、「政令市(大都市)だけの利益を追求する制度ではない」と強調した。
なぜ試算額が違うのか
試算額の相違について、横浜市の担当者は「(試算方法が)県は事業費ベースだが、市は一般財源としている」と説明。3政令市の試算では、横浜市は歳出超過で41億円マイナスとなるとし、特別市構想は「財政面のためではなく、持続可能な行政サービスを実現するため」と強調した。【神内亜実】
