
愛媛県宇和島市三間町曽根の天満神社で1日、県指定無形民俗文化財の「花踊り」があった。飾りが付いた太刀を手にした8人の踊り手が、厄よけや五穀豊穣(ほうじょう)の願いを込めた伝統の舞を披露した。
花踊りは16世紀後半に土佐の長宗我部元親に滅ぼされた地元の歯長城主の霊を慰めるために始まったと伝わっている。現在は地元の保存会が、天満神社の境内で毎年9月1日に実施している。
保存会によると、今年は少子高齢化による地元の担い手不足で、演目を減らして実施したという。7歳から62歳の踊り手たちは、独特のリズムを刻みつつ、縄を切り落とす技も交えながら風流な舞を披露した。【藤家秀一】
