
火災で11人が重軽傷を負い、近隣校などに分散登校していた東京都北区立滝野川第三小学校(高草木政浩校長)が1日、同区十条仲原4の仮校舎(旧清水小)で全学年そろっての学校生活を再開した。
夏休み明けのこの日、児童らはまず元の滝野川第三小に集合。全校朝会の後、同小近くの乗降場から8台のスクールバスに分乗して仮校舎へ向かった。児童らは並んで校門に向かい、元気な笑顔を見せていた。
仮校舎は元の第三小から3キロほど離れているため、登下校はスクールバスになる。バスには教員が同乗し、保護者はスマートフォンのアプリで乗降を確認できるという。
高草木校長は報道陣の取材に、「分散登校の間、子どもたちはよくがんばった。今日から新たな学びの場で学校生活をスタートする。安心して学べる環境づくりに向け全力で取り組む」と話した。
火災は6月19日、4階の音楽室で発生。児童と教員26人が3階の窓の上にあるひさしに避難し、救助された。校舎の損傷が激しく、7月6日からは、第三小と近隣3校に分かれて授業を受けていた。
区は第三小の校舎を建て替える方針。新校舎は2031年1月の使用開始を目指すとしている。【岡礼子】
