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宮城・自民会派が県議を厳重注意 職員へパワハラ疑い


 県職員へのパワーハラスメントが疑われる事案があったとして、宮城県議会の最大会派「自民党・県民会議」が、所属する渡辺拓県議(50)を18日付で厳重注意した。19日に記者会見した会派の横山隆光会長は、渡辺氏が職員を罵倒するなどしたとして「現在就いている役職や会派での今後の立場について自ら責任ある判断をするよう求めた」と述べた。

「最悪の人間」「職務怠慢」

 渡辺氏も19日に記者会見を開き、「自重すべき点があったことは確か。人間同士なので激してしまうところがあった」と認めた。一方、会派が求める「責任ある判断」を渡辺氏は会派離脱や議会での役職の辞任と受け止め、「不相当な処分」と主張し、撤回と謝罪を求める方針だ。

 会派から「県議から職員に対するハラスメント事案がないか」との問い合わせを受け、県は6月に聞き取り調査を実施。その結果、渡辺氏に関する報告が10人近くの職員から十数件あったという。

 県などによると、渡辺氏が職員に資料作成を依頼した際、意向に沿う対応が得られず、「最悪の人間だ」などと罵倒。他の職員にも「職務怠慢ではないか」と言ったり、激高したりした。会派の聞き取りに対し、「夜、眠れなかった」と訴えた職員もいたという。

 村井嘉浩知事は19日の定例記者会見で「職員より間違いなく県議の方が立場が上。上に立つ者として職員をおもんぱかって意見を述べられた方がよいのではないか」と苦言を呈した。【山中宏之】

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